またこの駅では、JR・南海ともに同じ放送設備を使用しているため、南海線ホームでも同時に更新を実施し、初のSUNTRAS型放送での私鉄路線案内が実現しました。
さっそく動画からお聞きいただきましょう!
(南海線は26分30秒頃からです)
この放送での変更点などは、過去の記事 に書き留めておきましたのでそちらをご覧ください。
この記事ではその他の更新点を取り上げます。
旧放送では停車を感知できなかったため、メロディーは一定数流れて終わり、駅名連呼は一切なし…でした。
今回の放送更新でセンサーが設置され、列車の停車を感知できるようになり、メロディーも停車するまで流れるように変更されています。
センサーはおなじみのこちらです。(見えにくいですが…)
なおメロディーの変更は一切ありませんので、ご安心ください。
音質も悪いままでした()
続いて発車標についてです。
まず南海線の発車標ですが、こちらは昨日時点ではホーム、改札共に反転フラップ式(パタパタ)発車標のままで、大きな更新は見られませんでした。
対するJR線。
筐体は今まで通りですが、まず上部の「方面」が路線記号の付いたものに変わっておりようやく「今度の発車は」表記ではなくなりました。
またかなり小さな変化ですが日本語表示はフォントが一回り小さいものに変更されています。
英語表示は全体的にテコ入れが行われており、まず行き先表示は「Tennoji」(天王寺)を除いたすべてがゴシック体に変更されています。
ただし表記そのものの変更はありませんので、「No service」はフォントが変わってもこのままです。
※ご指摘をいただいて気づきましたが、この「No service」ってスペルミスがあるんですよね…。どこだかわかります?
特に変わったのが「大阪方面京橋」と、関空特急「はるか」の表示です。
過去の表示は極端に小さかったり、ドット打ちが適当だったりで見るに堪えない表示でしたが、今回の更新でようやくぱっと見でも読めるレベルに落ち着きました。
英語表示の方はどうなったかといいますと…
まず「特急」の表示が「Ltd.」のみから「Ltd. Exp.」に変更されました。
自由席の存在する列車に「座席指定の特別列車」を表す「Limited」だけを書くのはおかしいですからね( ・ω・)
「Osaka・Kyobashi」も太字に更新されていますが、先述の通りなぜか「Tennoji」だけゴシック体に変えられていません。
いままで文字を小さくして表示していたものだけが更新されたようで、「Tennoji」は全て大きいまま表示できるため、大丈夫と判断されたようです。
不思議と固定ファンのいらっしゃる米原行きの「はるか」はこちら。
こちらも旧表示では「大阪方面京橋」と同じように小さくなっていましたが、こちらは旧表示時代は「京都経由米原」という表示で、自動放送でも「経由」で案内していました。
英語表示は「Kyoto・Maibara」です。
ただし英語自動放送では「Maibara」のみで、「Kyoto」の名前は停車駅の案内まで流れません。
「京都方面米原」行きの部分だけ明らかに声の質が違うため、おそらくそれだけで1つの行き先として作られていると思います。
となると、「Kyoto and Maibara」というパーツを作り損ねたのでなかったことにした…そんなところでしょうか。
以上、関西空港駅の放送、表示関連の更新を取り上げてみました。
それでは~