各駅に電光掲示板やスピーカーが整備され、試験動作も開始され……来年3月の本格稼働開始を前に、早くも一部界隈で表示予想が出回っていますが…
ま だ ま だ 甘 い な (`・ω・´)
左右端を余らせていたり、文字間があまりにも開いていたり…。
ここはSUNTRAS表示再現歴3年の私がですね、模範解答を提出しようではないかと。
まずは改札のものから。
まずは現行のものからご覧いただきましょう。
現行のものでは
① 山陽本線:倉敷・糸崎・広島方面、
の3方面で停車駅スクロールもついた大きな電光掲示板が、
① 山陽本線:相生・姫路方面
③ 津山線:津山方面
の4方面では各2段ずつ、小規模な電光掲示板が設けられています。
設定の都合上、基本的な列車案内は18文字幅と同じドット数で行われており、停車駅スクロールもある3方面では余りの10文字幅に停車駅が流されています。
それではパーツ分解しましょう。こうなっています。(拡大してご覧ください)
「のりば」横に存在する1文字幅は「運休」表示時に使用されます。それ以外の時は常に空白です。
さて新しい電光掲示板を予想するにあたって、やはりいくつか制約が存在します。
今までは「岡山駅駅員による岡山駅のための岡山駅専用表示」を表示していましたが、今後は「岡山CTCによる管理範囲全駅のための共通表示」となるため、今まで通り融通が聞くかといえばもちろんそんなことはありません。
1つ目、「スクロール表示は使えない」という点。SUNTRAS稼働範囲で同じ行にスクロール表示をする駅は存在しないため、こちらは禁じ手となります。
ただし新システム採用の度に新しい表示や機能が次々に増えていますので、今回の岡山CTC対応システムから同じ行内のスクロールが使用できるようになる…かも?
ただし今回はこちらを禁じ手とします。
旅客の9割9分9厘が求めてない余計な情報を載せれるほど、容量があるわけじゃあなければ高性能でもありません。
「のりば」部分に「運休」とは表示できません。あきらめてください。本社は各駅の独自色を採用するほど寛容じゃありません。ATOSとは違うんです。
それではこれらの条件を織り込みつつ調整した結果が…こちら。
どうでしょう?
なかなかバランスがいいと思うのですが…いかがなものでしょうか。
SUNTRAS稼働範囲での最大横幅文字数は19文字(新大阪11,12番のりば)ですので、岡山駅の28文字は「異例」の大きさとなります。
まず謝らなければならない点が「路線名」を勝手に増やした点でございましょう。これしか方法がなかった…といえば嘘になりますが、もっとも考えられるのがこの配置なんです。
現に岡山駅では全列車(ただし列車名が存在しないもの)に対し路線名が表示されるように設定されていますし。
大きいほうの配置分けはこんな感じです。
空白を多用して配置しておりますので、もし路線名を4文字以上にしたい場合でも大丈夫です。ご安心を(`・ω・´)
続いて小型電光掲示板の方をご紹介します。
赤穂線他は改札での表示面では誤乗の可能性もなく、路線名が無しでもまったく問題のない範囲の表示はこの配置で大丈夫でしょう。
誤乗の心配のあるホームの方でも「赤穂線」と表示すれば大丈夫です。
この配置は実際に多数の駅で使用されていますので線も強いです。
以上、予想再現でした。
岡山駅では最近乗車位置表示灯も整備され、ついに準備は大詰めを迎えているようですね。
ぜひとも「行内でスクロール表示」を残していただきたいところですが、現実問題として難しいところですよね…(´・ω・`)
JR西日本さん、なんとかならないのでしょうか…。
それでは~