遅延レポ(2015,07,17)(1日目前編) 梅雨 + 台風 = (遅延)無限大!

非常に大型で強い台風が早くも7月前半から一発来るという頃、昨今の運転取りやめの状況を受けてJR西日本では、台風が直撃する岡山支社、広島支社を中心に予告運休を実施。
 
関西地区では特に目立った予告運休は直撃するはずの日にされておらず、その前日から大雨や強風により、一部区間で運転を見合わせる程度で、壊滅的とまでに遅れはせず。
これはやってくれるか(※乗り切ってくれるか)と思ってましたところ……
やってくれました。(※悪い意味で)
 
降り続いた大雨の影響で、各線区にて相次いで雨量規制値に達してしまい、台風の過ぎ去った翌日に影響してしまう大きな遅延に。
 
最近記事のネタもなくなってきてますので、ネタ回収ついでにちょこっとだけ見てきました。
 
残念ながら(?)先日、本日分とも学校があり、さらに塾も重なったため、時間も限られており思ったよりもネタ少なめです。またこの日、SDカードを忘れてくるという致命的なミスをしたため、大阪駅まで手持ちのiPhoneで撮影した画像となります。ご了承下さいませm(_ _)m

関空紀州路快速関西空港行き

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今回の遅延でも目立ったのは、毎度のことながら発生する「利用状況に合わない列車」が多数設定されていた点です。
 
普段利用するのが物理で止められないと止まらない近鉄なためそういった被害を受けたこともなければそれで悩むこともありません…が、さすがにひどいと言わざるを得ない状況でした。
 
たとえばこの画像にも表示されている「関空紀州路快速関西空港行き」。
阪和線は今回珍しく運転見合わせは日根野─和歌山間のみで、それ以外は持ちこたえた点はさておき、そうするとつまり相方の紀州路快速が運転されていませんので、…もうお分かりでしょう。
 
ここで他社なら「じゃあ日根野で車庫で寝てるやつくっつけて8両で送り込む」となります。他社なら。
JRではたぶん永遠になりません。あきらめてください。
 
関空紀州路快速と名乗る4両編成の関空快速が、遅延し快速の本数も半分以下に間引かれた通勤ラッシュの天王寺駅にやってくることになります。
 
 
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ではここで、到着前の1番のりばの様子を見てみましょう。
 
1番のりばの端から端まで、ついには階段にまであふれかえった人を迎え受けるのは 4 両 編 成 の関空快速
 
さてさて、どうなるかといいますと。
 
 
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まあ当然こうなりますよね。
 
関東でも屈指の混雑路線である埼京線をも大きく上回る両数不足に加え、225系はお察しの通り転換クロスシート。詰め込めない仕様です。
阪和線の225系は1+2列シートですけどね。こんな遅延時に大して変りはありません( ・ω・)
 
多くの乗客が改札口の方へ向かっていき、駅員さんの心配でもしようかどうか考える間もなく、今度は別の列車の入線放送が聞こえてきました……が、ん?
 
 
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なん…だと……!?!?
 
怒号であふれかえる阪和線ホーム。
ここで天からの助けなのか、地獄からのお達しなのか。
 
1,2番のりばに列車がほぼ同時入線するという、櫛形ホームを持つターミナル駅で起きてはいけない光景が垣間見えることになります。
※2,3番線は同じ番線に対し違うのりば番号が与えられているだけです。
 
…列車の本数を増やすのはいいとして、両数不足の点といい頑張るところを徹底的に間違えてる気がしますが()
 
 
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うーん…なんでのりばを別にしなかったかなぁ……。
 
普通に考えてこうなるでしょ…降車ホームからの乗車。
火に油を注いでさらに火種を作るとは、大した度胸でいらっしゃる(`・ω・´)
 
 
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一方で発車を待つ関空紀州路快速…もとい、関空快速関西空港行きはというと、満員の乗客を抱えて発順を先発・次々発で行き来しており、安定の仕事をしてくれない指令のおかげで見事車内を大混乱に陥らせることに成功していました。
 
システムは新しくなっても指令がアレじゃ、改善されるものも改善されませんね…(´・ω・`)
 


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さすがにこれ以上人の波に飲まれ続けるのも勘弁。あとSDカード欲しい。
大阪駅コンコース内のHeart in(コンビニ)では割高ですがSDカードを売っています。レジで申し出ればすぐに出してもらえます。忘れた際のご参考に。
 
というわけで大混乱しているという大阪駅へ移動しましょう(`・ω・´)
 
 
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利用した区間快速が201系での運転でしたので、ついでに表示も集めてきました。
 
たしか201系の区快・京橋行きは定期に存在しなかった気もするので、ちょっとレア化と(`・ω・´)
 

簡易放送と吹田行き

遅延時といえば決まって放送も収録する私が今回何一つ録ってない最大の理由が、大阪駅の自動放送が環状線を除き全列車簡易放送になっていた為。
 
JR西日本の列車運行管理システム「SUNTRAS」管理範囲の駅では、駅員の操作一つでホームの放送をすべて簡易放送にすることができます。(参考画像)
 
さすがに簡易放送ばかり録るのは無意味に等しいため、今回は動画なしで記事のみ投稿しております。
 
 
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思ったよりやってるやってる()
 
長浜─米原間も一時運転見合わせておりましたが、米原からJR東海に入るため問題なしと判断されたのか、快速・大垣行きも運転されています。
 
…ところで先発の新快速列車も120分以上遅れている気がしますが、はたして()
 
 
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ホームのもので確認してみましょう。
 
それぞれ応じた遅れ時分が表示されていますが、こちらも18時52分発の新快速に対して遅れ表示は無し、しかも最下段表示。“ゴースト”(実際には運転計画に存在しない列車)か…。
 
 
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ホームのものは「調整中」のため置いておいて、コンコースのフルカラー電光掲示板で各路線の状況をお伝えします。
 
JR京都線が続々と列車を輩出する中、神戸以遠の運休が決定したJR神戸線及び塚口以遠の運休が決定したJR宝塚線ではいまだにこんな悠長な表示をしていました…ってこれどうよ(´・ω・`)
ホームのものと同様に「調整中」でよかったんじゃないかと、意見する間もなく本日(18日)はコンコース共々「調整中」になっていました。
 
 
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参考程度に3,4番のりば( ・ω・)
 
うん、こいつは放っておいていい!(((((
 
 
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JR京都線方面はこんな感じです。
 
先ほどの“ゴースト”に加えグダグダの快速・新快速が発車順序を入れ替え続けるため、発順なんてあったものではありません(´・ω・`)
 
 
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一応「遅れ100分」と、その後表示された「遅れ約105分」の表示を掲載しておきます。
 
再現はご自由にどうぞ。
 


1日目前編はここまで。
 
次回に続く!
 
 
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