災害で被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます。
一部箇所において、今回の土砂災害が発生した件について嬉々としているように感じられる表現/場面があるかもしれませんが、そのようなつもりは一切ございません。ご了承くださいませ。
この影響で、御坊─箕島間は完全運休。およそ10日間にわたり全ての列車の運転を取りやめました。
御坊……は、容易に位置がわかるでしょう。問題は「箕島」。
まず読み方なんやねん?
お答えします。「みのしま」です。
海南から新宮方に5駅、湯浅から大阪方に3駅のところにある、特急くろしお号の一部が停車する、規模も小さ目な退避設備を持つ駅です。
止まったからなんやねん?
( ・ω・)つ「くろしお号」「湯浅行き」「御坊行き」
(`・ω・´) こいつら、通れませんやん。
要するにこういうことです。
それでは撮影してきた画像を公開していきます。
対応する列車の自動放送です。
記事をお読みになる際のBGMなどでご覧くだされば幸いです(`・ω・´)
新大阪駅
まずは電光掲示板から!
50番台の号数は本来設定されないため、なかなかインパクトの強い表示になっていました。
なお号数は「通常の号数+50」で設定されており、ダイヤも通常の列車と同じ。
海南止まりになるだけです。
また、新大阪9時台発車には通常くろしお3号とくろしお5号が存在しますが、くろしお5号については代走特急列車は設定されていませんでしたので、「55号」は欠番です。
放送録音箇所の都合からホームの後ろの方で撮影した画像ばかりになりますが…ご了承ください。
行き先はなぜか「海南」オンリー(´・ω・`)
てっきり「和歌山方面」もつくかと思いきや、突発行先だからなのか、書かなくても大多数が分かる著名駅だからなのか、それとも和歌山から数駅なので必要ないと思われたのか…はて。
※著名地点に対する行き先表示、もしくは特急の行き先としてのみ想定された行き先表示については、方面などは省かれます。サンダーバード号「金沢」行きに「京都方面」や「湖西線経由」という表示がつかないように、省かれた可能性もあります。
行先表示もご覧の通り……(´・ω・`)
お前表示持ってなかったんかいっ!
小文字タイプの「海南」が見れる!と期待すればこの様子…かなり残念です。
でも「ネタには事欠かない」ことで有名なJR西日本さんですから、たとえ行き先表示を出せずとも(そもそもこれ自体がネタですが)、立派なネタをご用意くださっていました。
こちらです。
お前“も”表示持ってなかったんかいっ!
いやいや…ちょい待ち、ちょい待ち。
なぜに号車案内表示が「自由席」表示を持ってないんすか…。
だってこれ、そもそも「指定席」か「自由席」しか表示を持ってないのに…(笑)
さすがのJR西日本さんだわ()
あとはスクロール表示はこちらでございます。
このスクロール表示のタイミング!!!
分かる人にはわかる、狙って撮れないシャッターチャンス…のはず(`・ω・´)!!
こうして一本目のくろしお51号を録音しながら見送り、続いて天王寺駅で次の「くろしお53号」を迎え撃ちました。
天王寺駅
天王寺駅といえば、津田英治さんボイスで和歌山方面行きの行き先を聞ける数少ない貴重な駅!!
録音していると不思議なことに、自動放送では「和歌山方面 海南行き」と放送するにはするものの、なぜか表示は「海南」のみ。
同じシステムなのに表記の仕方が違う、これまたレアな部類にはいる案内となっていました。
表示の方は収穫がないと思いきや、なかなか良い収穫を得れました。
やってきたのは「新型車両」と今も時刻表で書かれる287系!
こいつなら「海南」表示も持ってるでしょう(`・ω・´)
……あー、放送収録しながらピント合わせ?
それは無理なお話。だって片手で震える腕で無理やり撮ってるんですもの()
側面表示…とその前に、時間を7月25日の21時25分ごろまで飛ばします。
実はこの日、「海南」表示を撮ろうにも録音箇所と方向幕の位置が合わず、きちんと撮れてなかったんですね。
それもあって、最終日にリベンジしてきました(`・ω・´)
こちらが海南行き表示!
再現される方はご自由にご使用くださいませ。
天神祭奉納花火大会の影響で多少混み合う中でしたが、やはり一定数同業者がいらっしゃいました。
海南行きの撮影はこれで終わり。
続いて上り:新大阪方面のご紹介です。
こちらは特段変わった表示もありませんので、あっさりと行きます。
新大阪方面も海南行きと同じく、「通常号数+50」で設定。
56号と74号が欠番となっていますが、新幹線連絡も兼ねている和歌山6:04発 新大阪行きはきちんと運転されています。
…はい、上りの紹介終わり(`・ω・´)
以上、臨特くろしお号のご紹介でした。
次は箕島行きを、二回に分けてご紹介します。
それでは~