土砂災害に伴う行き先変更「紀伊勝浦行き」!

自動放送は↑こちら!
 
リアス式海岸」をもち、台風の通り道も重なり、毎年のように土砂災害が発生する地域という性質上、この時期になると遅延情報に「きのくに線」という文字を見かけることも多いのではないでしょうか。
 
今年は「箕島行き」を生み出した7月19日の土砂流入及びトンネル壁破損に続き、復旧から1か月もたたない8月24日、二度目の土砂災害が発生しました。
 
区間は三輪崎─新宮間で、内容は線路道床の陥没。
ネタとしてはなかなかレアな行き先なのですが…さすがにかわいそうになってきますよね()
 
 
今回はこちら、紀伊勝浦行をさらっとまとめておきます。
 


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まず使用車両ですが、ここ2年くらいに導入された287系での運用……
…は、ありません。
 
もともと新宮行きの287系運用がないため、紀伊勝浦行でも存在しません。ご注意くださいませ(´・ω・`)
 
 
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使用されるのは通常時と同じく381系(元 スーパーくろしお)283系(元 オーシャンアロー)のみで、それぞれ幕/表示を持ってますので黒幕は基本ありません(`・ω・´)
 
南行きではまっ黒でお仕事をされてなかった283系 オーシャンアロー編成の側面表示も、さすがに紀伊勝浦行は持ってらっしゃいました。
 
 
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まずはスーパーくろしお編成の側面幕から!
 
先日の海南行きの際には一本の運用も与えられず見せつける場面はありませんでした…が。
 
今回ばかりはここぞと「紀伊勝浦」幕でアピールしていました。
 


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続いてオーシャンアロー編成をご紹介!
こちらは動画にも収録いたしました、「前後が入れ替わったくろしお号」です。
 
通常は京都方に展望付グリーン車が来ることはないのですが、検査などで予備編成がない場合に用いられる…とか。
 
きちんと自動放送でも「グリーン車は6号車です」と案内されていましたので、駅員氏や車掌の車外スピーカーを用いての案内は必要なかったように思いますが…あえて変更を強調した理由とは(汗)
 
 
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側面表示はこちら。
西九条駅にて撮影したため、日光が被るわ反射するわと残念なことになっちゃいました(´・ω・`)
 
なお、小文字導入後に「紀伊勝浦」を表示したのはこれが初めてです(*´∀`*)
 


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ここからは駅表示を取り上げたいと思います。
 
今までの遅延時もご紹介しました通り、この行き先表示もシステムごとに異なりますので、よーくご覧ください。
 
 
まず大阪環状線の表示から!
 
数年前に運行されたころから表示を持っており、その際と同じ表示が用いられています。
 
 
イメージ 7表示を拡大したものがこちら!
 
再現する際はご自由にご使用くださいませm(_ _)m
 
これが新大阪駅や京都駅の表示となると…こうなります。


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「MSゴシック」という、WindowsのPCをご使用の方であれば見ない人はいないであろうフォントに変わります。
 
新大阪駅JR京都線神戸線と同じ管理システムを用いていますので、環状線の西九条、天王寺駅とは表示が異なるわけです。
 
 
余談ですが、前回の運休時に運転された「箕島」行きもそうですが、今回もすべてのシステムにおいて「和歌山方面」が付記された表示は存在しません(´・ω・`)
 
 
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JR京都線の表示において最も特徴的なのが、この英語表示でしょう!
 
「入らなければ2段に分ければいいじゃない」
…間違いではないですが、なかなか思い切ったサボり方をしたなぁ…と(笑)
 


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最後は天王寺駅にて見れる、阪和線新システムの表示をご紹介します。
 
別に日根野や和歌山へ行かずとも、阪和線システムの表示が見れる…嗚呼、なんとすばらしきかな(*´∀`*)
 
 
イメージ 11こちらも新大阪駅と同じフォントを用いている…のですが。
 
こちらでは英語表示は2段にすることはなく、横幅を縮めて表示しているところが特徴です。
 
文字幅が均一ではないのが気になるところですが…(汗)
 
 
余談ですが、天王寺1番のりばは白浜、南紀方面へ向かう特急列車の男声放送を唯一英語付きで聞ける番線ですので、パーツ収集を第一にされる方はこちらがおすすめです!
 


今回の災害もどれほど復旧まで時間がかかるのやら…。早く復旧してほしいところですね。
 
最後に一枚、録音・撮影中に見かけた「よくある光景」を掲載してお別れしたいと思います。
 
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間違い…わかります……よね?(((((((
 
 
それでは~
 
 
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