先日も記事にした関西空港駅の放送更新や、同時に更新された電光掲示板の表示について、追加で数点を調査してきました。
まずは動画をご覧くださいませ!
続いて調査してきた点は、大きく分けて3つです。
1つずつご紹介していきますね。
①「女性専用車両」に関する案内放送
南海線の自動放送は、基本的に全駅が両数を言いません。
駅員さんの案内なしにはわからないという致命的な欠点を負っていまして、しかも南海さんは放送を更新しても決して両数を言わせる気はないようで、あと10年くらいはこの状態が続くのかなーと( ・ω・)
両数は言うわ、女性専用車の案内もあるわで悪いとこなし。
南海さんも両数くらいは自動放送に言わせればいいのになぁ…。
②「シャトル」の表示について
単純に役割は「普通」と同じなのですが、この路線のみ空港連絡線という利点を生かしてなのか、南海線との誤乗を避ける狙いがあるのか、特殊な種別で運転されています。
英語の行き先表示は全体的に変更がなされており、変更後はゴシック調のものにかわっておりますが…。
やはり以前縮小させていた表示が全体的に変わってるみたいですね。
…で、ちなみにですが上の「Rapid」が何快速なのか、おわかりになります?
「関空快速」? 馬鹿言うなと( ・ω・)
③「はるか」の自由席表示について
「はるか」の行き先表示では、京都行きの場合に限り自由席号車が表示されるようになっています。
ご覧いただいている「ギリギリ読めなくもない」ドット打ちの文字が、実は旧表示の「はるか」の行き先表示になります。
また「はるか」について少し知ってる方なら、「9両運転時はどうなるの?」という疑問があるでしょう。
お答えしましょう。このままです。
たとえ7号車、8号車、9号車も自由席だろうと、4号車から6号車のどこも指定席になることはないのですから、これでいいと判断されたのでしょうか。
「可もなく不可もなく」を追求したある意味で合理的な表示でしたが、いまどき不可変である「反転フラップ式(パタパタ)」に電光掲示板以上の苦行を強いるとんでもない会社(近鉄)があるくらいですから、時代に合わないのは当然なわけで。
はたしてこれは更新されたのか、見てきました。
改善されてる!!??
「はるか」6号は、
指定席:2,3,7号車
自由席:4,5,6,8,9号車
という変則的な運転になっていますが、間の7号車を省く形できちんと表示されていました。
英語表示も…改善されてる!
できれば「Non-reseved cars」の「s」を抜いて「:」に変えていただきたいところですが、きちんと表示できるようになっただけまだましでしょうか。
最後に一つだけ。
書き忘れていた「改札階での放送について」を軽くまとめておきます。
関西空港駅では、旧放送時代から改札のある2階でも放送が流れており、放送はホーム階の「停車中放送」と同じタイミングに、同じ内容が流れるようになっています。
この改札階の放送は聞き間違いを防止するため、新放送ではJRは女声(よしい氏)が、南海は男声(村山氏)が担当しており、改札階ではのりばにかかわらず会社別で統一されています。
最終案内や、女性専用車両に関する案内も改札階で流れていましたので、まったく同じ内容だと思います。
…と同時に「シャトル」の女声版を手に入れたい場合は、改札階で録音するしかないわけでして…。
長尺物規制を行っているJRでは絶対に不可能でしょうけどね(笑)
以上、放送更新関連と、表示についての調査でした。
それでは~