「はるか」号の鶴ケ丘臨時停車の様子

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アーバンネットワーク」の欠点としてよく挙げられるのが、過度な直通による「遅延の連鎖」。
 
この「遅延の連鎖」に最も高い頻度で巻き込まれるのが、阪和線の特急「くろしお」や関空特急「はるか」と言われています。
 
 
そもそもの現況が阪和線だったりするとそれだけでアウトですし、大阪環状線という遅延の温床を経由し、さらに多方面からの列車の集うJR京都線を経由するなど、遅れる要素は様々です。
 
再開まで1時間かかるなら1時間、ある一点で長時間停車が許される場所となると、大阪環状線内では非常に限られます。
 
そこでよく用いられるのが、阪和線 鶴ケ丘駅の1番のりばです。
 
 
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天王寺までわずか3駅という好立地条件で、たとえ後続の快速の退避を行う予定だった普通を先行させたとしても、十分回復できるレベルの遅延しか発生しませんので、留め置くには最適です。
 
 
そして昨日、23日。
 
琵琶湖線内で発生した人身事故のためJR京都線のダイヤが大幅に乱れ、「はるか」8号はJR京都線へと入ることができず、鶴ケ丘で抑止されることになりました。
 
たまたま通りかかった際に抑止されているところを目撃し、とりあえず数枚画像を撮ってきましたので、ご覧ください。
 


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鶴ケ丘駅1番のりばに停車中の「はるか」の様子です。
 
到着してしばらくしてから運転再開の報があり、画像はドアを閉めて信号の開通を待っている様子です。
 
 
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それでは少し遡りまして、快速の退避をする「はるか」の様子を。
 
発車標に遅れが出されているように、どうやらこの駅で退避予定だった普通は杉本町で退避するように変更されたらしく、わずかな遅れが発生していました。
 
 
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そして普通との連絡です。
 
天王寺で降車する乗客には乗り換えるように指示があったようで、キャリーバッグを持った方の乗車が数人見られました。
 
 
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駅名標と後ろ側の様子を入れてみました。
 
抑止されていた「はるか」は朝ラッシュ増結の為9両ですが、鶴ケ丘駅のホーム有効長は6両のため、後ろ3両はホームからはみ出す形で停車しています。
 
仮にも過去に車両故障の関係で10両編成を退避させた経験のある駅ですから、9両も難なく入っていました。
 
 
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先日の「荷物室のドアの外板落下」を受けてか、二度と落としてはなるものかとボルトが撃ち込まれていました。
 
こんな雑に打ち込んじゃうと車両が傷んじゃう気がしますが…そのあたりは大丈夫なんでしょうか?
 
 
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「反応灯、良し。」
 
 
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すぐに発車していきました。
 


以上、特急の鶴ケ丘抑止の様子でした。
 
残念ながら到着してからだいぶ経過してからだったため、「臨時停車」の表示は見れず終いという(´・ω・`)
 
また何気に初めて鶴ケ丘抑止の様子を見ましたが、普通ののりば変更の案内放送があったり意外とおもしろかったです。
 
今度は…到着するときの放送も録りたいなぁ(*´ω`*)
 
 
それでは~
 
 
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