大阪阿部野橋駅 新放送の詳細

こんにちは。yyyyでございます。

大阪阿部野橋駅の放送が更新されて、はや3日経ちましたね。
 

この3日の間に、南大阪線の女声放送は「脇坂京子」さんではなく「横田敦子」さんというまったく別の方が担当していたことが分かるなど、個人的にはなかなか内容の濃い3日間となりました。

新放送の方も同時にお名前が割れ、男声:いつき隆李 さん、女声:馬場尚子 さんとのこと。

これもまた有田さんは無関係…と。複数の動画で誤った表記をしていたことをお詫び申し上げますm(_ _)m
 
誤った表記をしている動画では、順次動画説明文などで訂正をさせていただきます。


さて昨日、大阪阿部野橋駅に6時間も籠って録音だけをし続け、動画用の音声を30分近く録音してきました( ・ω・)b

収録中に気づいた点などを書き留めておきますので、録音の参考などにご活用ください。
 

マナー啓発放送

準急、急行到着時に入線放送の前に流れますが、旧放送よりも流れる頻度そのものが低くなっていますので要注意。
 
内容は以下の通りです。
 
 
・駅や車内で迷惑行為を受けられたり、見かけられたりしたときは、すぐに駅係員や乗務員にお知らせください。←「警察官」が削除されています。
 
・お子様連れのお客様は、手をつないでご乗車ください。
 
・駅や車内への危険品の持ち込みは禁止されています。不審物や不審な行為にお気づきの場合は、駅係員や乗務員にお知らせください。
 
・座席はお互いに譲り合って一人でも多く掛けられますよう、また、お年寄りや体の不自由なお客様に座席をお譲りくださいますよう、ご協力をお願いいたします。
 
・優先座席では、おとり寄りや体の不自由な方、妊娠されている方に座席をおゆずりください。ご協力をお願いします。
 
・ホームからの転落事故が多く発生しております。ホーム歩行時は黄色い線の内側をご通行ください。また、スマートフォンや携帯電話を操作しながらの歩行は、大変危険ですからおやめください。←NEW!
 
 
以上の6点が確認できました。
 
新たに1点追加されていますが、代わりに「電車が到着しましても扉には手を触れないようご注意ください」といった旨の啓発放送が1点確認できませんでしたので、削除された…かもです。
 

入線放送

発車時刻、案内復唱はすべて残っています。限りなく旧放送と差異の無いように設計されていますのでご安心ください。
 
古市での切り離し案内や、切り離した車両が「化ける」案内もほぼそのまま残っています。
 
古市で連絡する電車がある場合は2列車との接続の場合でも両方が案内されますが、なぜか平日朝6時06分発の河内長野行き準急では、古市仕立ての「橿原神宮前行き急行」への連絡案内が行われなくなってました。
 
 
英語案内もこの際に流れます。他駅と同じく、種別、行き先のみの案内です。
 

到着放送・駅名連呼

旧放送と比べ大きく変わったのがこの放送です。
 
旧放送では
 
あべの橋あべの橋でございます。ご乗車ありがとうございます。車内にお忘れ物の無いようご注意ください。3番のりばのーー」
 
で、丁寧語もあり、旧国名省略もあり、、、となかなか自由奔放な放置のされ方でしたが、新放送では
 
大阪阿部野橋あべの橋です。近鉄電車をご利用くださいまして、ありがとうございました。にお忘れ物の無いようご注意ください。3番のりばのーー」
 
と。
 
まず旧国名が加えられるようになった点、それから南大阪線では「ご乗車ありがとうございます。」で済まされていたパーツが「近鉄電車をーー」とかなり名がkなった点。
 
この二点が大きく変わった点でしょうか。
 
 
なお特急到着時には、大阪難波などと同様に近鉄特急をご利用くださいましてーー」に変わります。
 

発車予告放送

旧放送では「まもなくX番のりばから、…が発車いたします。」という放送でしたが、新放送では「X番のりばの電車は、…です。」に言い回しが改められています。
 
また他線区の同じ声優を用いた新放送ではこの際にも切り離しを行う旨が案内されますが、大阪阿部野橋駅では切り離しは入線放送でのみ案内されます。
 
橿原神宮前方面行きの準急に限り、途中で特急や急行に抜かされる場合はこの時にその旨の案内があります。
 
 
二度目の英語案内がこの際に流れます。こちらも他駅と同じく、種別、行き先のみの案内です。
 

発車放送

旧放送にあった「扉が閉まります。ご注意ください。」の戸閉め警告が削除され、発車する旨だけを放送する形になっています。
 
こちらでも旧放送に順じて案内復唱が行われます。
 


以上、こんな感じです。
 
どうやら旧放送の案内パーツとほぼ同じ量のパーツをそのまま新放送に収録したようで、一駅のみの独自仕様にしておくには少しもったいないくらい非常に柔軟な案内放送です。
 
声もはっきりと透き通って聞こえますが、旧放送とくらべ低音が少なく重厚な感じがない(=薄っぺらい)ので、ホームの中の方では少し聞き取りにくい場面がありました…。
 
 
とはいえ「放送を更新する」という行為は、通常「旧放送のアイデンティティをつぶす」場合が多数派の中、旧放送の培った「南大阪線に合った案内放送」の方式がこれだけ残され、さらに改良まで加えられたのですから文句なしといってもいいレベルでしょう。
 
ここ10年近く関西地区では同様の新放送でも導入されてこなかった案内復唱が、そういったものを残す傾向のない放送更新後も新放送にも導入されることで継続使用される。
 
私鉄路線で駅放送がここまで路線ごとにまとまりのない会社も、全国規模で見ても珍しいのではないでしょうか…?
 
 
動画についてはこの後も複数回に分けて収録を行ったのち、日曜日に投稿の予定となっております。今しばらくお待ちくださいませ( ・ω・)b
 
それでは~
 
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