愛知環状鉄道の駅放送とメロディー

5本目は「愛環」の愛称でおなじみの愛知環状鉄道から駅放送と、放送の前に流れるチャイムメロディーの詰め合わせをご紹介いたします。

まずは愛知環状鉄道についてから。

Status

愛知環状鉄道JR東海道線岡崎駅から出発し、大きく円を描いてリニモ名鉄瀬戸線と連絡しつつ中央線の高蔵寺駅とを結んでいます。
いわゆる「外環状線」ですので完全な円ではありません。

単線区間がある都合から基本的に15分に1本程度で、ラッシュ時は両数を増やして対応します。
平日、土休日ともダイヤは同じで、土休日は2両編成が中心に運転されています。

また朝ラッシュ時には三河豊田ー新豊田間で運転されるシャトル電車や、中央線経由で名古屋まで直通する電車もあります。


この路線の特徴はなんといっても放送冒頭に入るチャイムメロディーでしょう!
各駅各方面ごとに異なるメロディーが使用されており、その曲調もさまざま。

まるで発車メロディーのような曲もあれば、昔話のBGMにありそうな曲や、京都駅の旧メロディーまで取り揃えられています。

いちおうこの動画では全て集めましたので、最後までご堪能下さいませ。



詳細型放送のいろは

詳細型放送は北野桝塚、三河豊田、新豊田、八草と、高蔵寺の5駅に導入されています。

うち高蔵寺以外の4駅では英語案内付きのものが導入されており、こちらでは行き先と両数を日英両方で流します。

折り返しの場合は来る方面と、折り返して何処行きに変わるかも流されます。

北野桝塚で車両交換を行う列車が逆出発を行う場合も同様の放送パターンを用います。


なお詳細型放送のチャイムメロディーにつきましては、導入時期が早かった八草駅新豊田駅で頭の欠けていないものが使用されているとのことです。

時間の都合上北野桝塚駅でしか録音でいなかったため、こちらについてはこの動画では取り扱っておりません。ご了承下さい。

簡易放送のいろは

簡易放送は大きく分けて3種類あります。

まず1つは一番多いのりばを流すパターン。
次に単線区間棒線駅で聴ける方面で案内するパターン。
最後に瀬戸口駅でのみ聴ける、乗り場も方面も言わない超簡易なパターンです。

瀬戸口駅は島式ホームを中間で区切って前後で方面別にしているのですが、ラッシュ時の中央線直通の電車が片側のホームいっぱいに止まるためこうなっているのだとか。


なお愛環梅坪駅と貝津駅では鳥害対策で屋根に金網が施されており、その中にスピーカーが設置されています。

このため両駅については密着収録ができず、代わりに編集ソフトの方で音量を上げております。

メロディーについて

メロディーは基本的にサウンドファクトリー製の物が、先行導入区間ではカンノ社製のものが使用されています。

サウンドファクトリー社製のもので整理番号がわかるものは動画に記載いたしました。

収録に際し。

基本的にBOSEのスピーカーが用いられており、出力される音声も音質がなかなか良いものばかりです。
通勤ラッシュ帯以外はホーム端まで混雑することもありませんので、収録もかなり楽だと思います。
(ただし2両中心の運転ですので、スピーカーはホームの端の方にはほとんど設置されていません。目立ちそうな場合には21時以降に回しましょう。)

導入時期の早い区間では少し音質が劣る駅もありました。
特に八草ー高蔵寺間は英語放送がかなり劣悪なものを使用しています。


音量の方はいたって標準的かつ全駅でほぼ同じですので、一度音量設定を合わせれば駅ごとに変えたり…といったものは必要なかったです。

高蔵寺駅では愛環のBOSEのスピーカーと、JR東海が用意しているものとで別々に放送がそれぞれ流れますので、注意が必要です。


島式ホームの駅では基本的にスピーカーは共用です。北野桝塚駅に限らず四郷駅なども共用でした。(ただし瀬戸口については未確認です)

ほか鳥害対策の金網につきましては、先ほどの記述を参考にしてくださいませ。


以上、愛環の駅放送とメロディーについてでございました。

それでは~!


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