「縁を結いて」ついに終了 代わる新メロディとは!?

去る19日、5年もの長きにわたって近鉄特急の旅立ちの合図として活躍した「縁を結いて」がついに使用終了を迎えました。

聞き納めを行った方もいらっしゃったそうで、最終日には多少ながらもにぎわったそうな。

非常に惜しまれつつの最後で、同じように事前に大々的な告知なく消え去ったCall Me Up(名古屋駅)と比べれば、メロディとしてすばらしい見送られ方をしたのではないかと存じます。


さて昨日20日からは新メロディのお出ましです。

明るすぎず、暗すぎずで大変好評だった旧メロディに変わって新しく入ったメロディはどのようなものか、さっそくお聞きいただきましょう。



こちらが新メロディになります。
原曲はヘンデルの「水上の音楽」から。

近鉄の駅発車メロディでは「ドナウ川の漣」、「真珠」、「Around The World」に続き4例目となるクラシック音楽の採用となりました。

今までは旅立ちを見送る別れのメロディといった雰囲気でしたが、新しいメロディではこれから新しい一歩を踏み出す者を後ろから応援するような、そんな印象が見て取れます。


「縁を結いて」が使用されていた駅では全駅共通でこのメロディに変更となっております。

流れるタイミングも依然変わらず、発車1分前に終わる発車予告放送のあとに続けて1度だけ流れます。

ちなみに。

イメージ 1

「縁を結いて」ご紹介の際にも触れましたが、やはり新メロディでも橿原神宮前のみ再生速度がわずかに異なります。

上側のファイルが大阪阿部野橋駅で収録したもの、下側が橿原神宮前で収録したものですが、ご覧の通り後半に行くにつれて徐々にずれているのが見て取れるかと思います。


そろそろあの“関西私鉄らしさ”をそっくりそのまま残した、貴重な放送も潮時でしょうか…。


以上、近鉄の新メロディについてご紹介いたしました。

それでは~!


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