京都駅 嵯峨野線の放送集(停車駅込み!)

京都駅といえば!
 
私のチャンネルではノリと勢いで作ってしまった2時間越えの放送集が原因で「ひたすら色とりどりの駅放送が聞ける駅」のようなイメージが強いですが、音鉄界では
 
・流れない(*肉声放送の被りがない状態で)
 
・流れない(*接近放送が簡易放送に変わるため)
 
・流れない(*停車駅案内)
 
の3大流れない駅として、まったくもって真逆、負のイメージが強い駅です。
 
主要駅ですからひとつ目は全面的に同意できるとしまして、問題は3つ目。京都駅では10年以上も停車駅案内が流れな“かった”のです。
 
過去形にしたのは、昨年12月ごろ停車駅の案内が満を持して復活し、現在も放送がなされているため。ようやく他駅と同様の放送を行うことができるように改善されました。
 
 
今回は京都駅でしか聞くことができない、嵯峨野山陰線舞鶴線、京丹後鉄道線の停車駅案内を1本の動画にまとめてみました!
 
どうぞ最後までご覧ください。
 
 
 
収録している各列車について、詳しくご説明いたします。
 



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08:36 きのさき3号 福知山行き/まいづる1号 東舞鶴行き

嵯峨野線名物の併結特急列車です。まいづる号が繋がっている場合は途中の綾部で切り離しを行います。
 
この列車の何が珍しいかといいますと、この列車は唯一30番のりばから発車する電車なのです。
 
簡潔に言うと「唯一定期ダイヤにおいて女声で案内される電車」がまさにこれです。
 
 
この時間帯、はるか号の一部が67番のりばから発車するため30番のりばが一時的に開きますので、そこに嵯峨野線の特急を入れて有効活用することで、嵯峨野線普通列車に余裕をもたせています。
 
ただしはるか号発車から入線までにほとんど余裕はないため、流れ切ることは滅多にありません。
 
 
また、はるかとの誤乗を避けるため肉声放送が盛んに入れられることが多く、あまりいい収録をできる可能性は限りなく低いです。
 
記録程度に軽い気持ちで挑んでみてはいかがでしょうか。
 



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09:25 はしだて1号 天橋立行き/きのさき81号 豊岡行き

81」という大きな数字からみてわかるように、このきのさき81号は臨時設定です。通常ははしだて1号だけで運転されますが、多客期にはきのさき号がくっつくことがあります。
 
この際にくっついてくるきのさき号は全席指定で、自由席はありません。
今回は昨年1230日に運転されたきのさき81号で放送を収録しました。
 
この列車の珍しいポイントはずばりその停車駅です。
 
 
福知山をでますと下夜久野、梁瀬、和田山、養父、八鹿、江原、国府、豊岡の順に、ふだん特急は目も当てない駅にも停まる非常に特殊な列車です。
 
それゆえに停車駅案内にはかなり期待したいところです…が!!!そううまく事は進みません。
 
 
さすがに想定の範囲を超えてしまったのか、SUNTRASの放送ではいずれかの停車駅に対応しておらず、天橋立行きの停車駅のみを流すという形で放送が終わりました。
 
それでもできる範囲はしっかり仕事を果たし、決して何もしないわけではなかったSUNTRAS型放送には恐れ入るばかりです。
 
 
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ちなみにこの電車で見られた「想定外」は、同じ案内システムを共有している発車標にも見られました。
 
発車標はなかなか残念な状態です。「81」の表示に対応しておらず列車名は空白になっており、かつ「豊岡・天橋立」はあるのに「天橋立・豊岡」はないという不備を起こし、行き先までも消えています。
 
わかるのは特急であること、発車時刻、それからのりばのみという散々な様子でした。
 
表示追加等の改善を首を長くして待ってます…( ˘ω˘ )
 



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12:25 はしだて5号 久美浜行き/まいづる5号 東舞鶴行き

1日に1本のみ存在する京丹後鉄道線経由の久美浜行きです。天橋立まで直通するはしだて号は複数存在しますが、それより先に乗り入れる列車はこれが唯一です。
 
そのため京丹後鉄道方面の停車駅案内はこの列車でしか聞くことができません。かなり収集欲を掻き立てられる列車です。


こちらの列車は20151月、1週間ほどだけ停車駅案内が復活した際にも収録していますが、前回の収録から今回までの間に「北近畿タンゴ鉄道」は「京丹後鉄道」へ生まれ変わり、この経営移管に伴っていくつかの駅名が変更されています。
 
変更された7駅中、3駅はこの特急の停車駅ですので、はたして駅名変更が反映されているのか、「天橋立までの停車駅」で縮約されていないだろうかと調査も兼ねて収録しましたが心配も無用。新しい駅名が流されていました。
 
英語放送の”Yosano””Kyotango-Omiya”のあたりで通過と重なってしまったため、大変聞きづらくなっておりますがご了承ください。
 



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11:25 きのさき5号  城崎温泉行き
17:28 きのさき13号 豊岡行き

特に山陰線特急の中では珍しい設定ではありませんが、そもそも「きのさき」なのに城崎温泉行きは3本しかないという状態ですので一応録ってみました。

また同じ設定ですが、1つ手前の豊岡までのきのさき13号も録音しています。


この2列車では特に「ここがポイント!」というところはありません( ・ω・)

しいて言えば「たんごリレー号」という放送に注目してほしいくらいでしょうか。



以上、今回の動画の見どころについてまとめておきました。

これらの停車駅放送もまたいつ消えるかわかりませんから、収録される方はお早めに。


それでは~!

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