近鉄京都駅の放送に続いて、同じく京都線の東寺駅と竹田駅の放送も録ってきました。
実はこの2週間ほど京都線の駅放送にハマってるんです。
というのも、南大阪線の駅自動放送をまとめた記事をこの前投稿したではないですか。そのほかの線区についても同じようにまとめている間に、気づいたら京都線にどハマりしていました。
改めて見直せばひと月前の南大阪線とタメを張れるくらい駅放送が放置されている路線なんですね。
京都駅→ターミナル駅なのに「ございます」調の旧型放送
東寺駅→案内復唱あり。女声のみ。両数の案内ができない旧型放送
丹波橋駅→案内復唱ありの旧型放送。無理やり英語放送導入
向島駅→旧型放送。女声のみ。たぶん京都駅の音声を使い回し。
三山木駅→旧型放送。種別を流さない。
新祝園駅→案内復唱を無理やり削除した旧型放送
案内復唱ありの旧型放送が3駅も残っています。案内復唱マニアの私としては録らない訳にはいきません。しかも今年の近鉄は妙に駅放送更新に力を入れており、いつこれらの旧型放送が無くなるかも分かりません。
そんなわけで今回は東寺駅と、ついでにご近所の竹田駅を録ってきました。
東寺駅
京都を出て一つ目の駅。2面2線相対式ホームのいたって平凡な高架駅です。世界遺産「東寺」は駅を出て西へおよそ10分です。
これまでこの駅は素通りしてたんですが、先日近鉄京都駅の収録へ向かう道中で、下調べのためYouTubeで東寺駅の放送を聞いてびっくりしました。
これ、案内復唱が残っているどころか両数の案内すら追加されてないんです。こういう骨董品がたまに見つかるから近鉄の放送巡りはやめられません。
東寺駅の放送と同時期に導入されている駅放送では、基本的には高安駅の放送のように両数を放送の最後に案内する文面が見られます。
「3番のりばに大阪上本町行き各駅停車、上本町行きの各駅停車がまいります。危険ですから黄色い線までお下がりください。電車は6両編成でまいります」
本来だったら「各駅停車が6両編成でまいります」と流しますよね。これはどうやら、導入当初は両数を案内することを想定していなかったから後付けした名残のようです。
新放送に準じた文面に変更するときも一苦労だったでしょうね。音声パーツの区切り方が厄介で、
「大阪上本町行き」「各駅停車」「上本町行きの」「各駅停車がまいります」
で構成されているため、「各駅停車が」で区切れないんです。
なので無理やり文面が変更されている桜井駅などの放送をよく聞くと、「各駅停車が」「◯両編成でまいります」の部分だけ声が違って聞こえるはずです。
ほかの駅の旧型放送は、こういったいろいろな苦労があって、要所をいじりつつもなんとか生きながらえています。
対する東寺駅。ほぼ導入当初の放送がそのまま残っていると見て間違い無いでしょう。
両数に関連した案内は一切用意されていないので、新田辺で切り離す案内ももちろんありません。
また上りは次の京都が終点ですので、「京都行きがまいります」しか録ることができません。なんとも物足りない放送です。
竹田駅
個人的には「近鉄京都線の急行停車駅」という印象が強い駅ですが、駅自体の管理は京都市営地下鉄が行っています。なので駅構内の案内サイン類もすべて京都市営地下鉄の様式に則ったものが整備されています。
放送は外側2線(1,4番のりば)が近鉄の放送、内側2線(2,3番のりば)は京都市営地下鉄の放送になっています。
近鉄側の放送は男声(津田英治氏)のみです。京都線の上り列車を男声で録音できる数少ない駅ですので、積極的に利用しました。
奈良線新型放送ですので特筆する内容はありません。
放送更新の可能性が高そうな駅から順次投稿していきたいと思っています。この両駅は可能性は低そうなので、少し投稿まで時間がかかるかなあと。
またYouTubeの方で投稿予定は発信していきますのでそちらをご確認ください。それでは~。