久しぶりに信号機を愛でる記事を書き残したいと思います。やたてつです。
生粋の小糸製作所深フード好きである私の部屋には、小糸の信号機を中心に、すでに自動車用の信号機が2基、歩行者用の信号機が2基、矢印が3基くらい無造作に保管されています。彼らはみんな、LED化の波によって撤去された電球タイプの信号機たちです。
なぜ、電球タイプの信号機ばかり集めてきたのか。そもそもLEDの信号機は出回らないし、出回ったとしても高値で取引されるなど様々な理由がありましたが、一番大きい買い渋ってきた理由が電球の交換ができないからでした。
電球タイプの信号機は、中を開けると電球のソケットがあるので、万が一電球に寿命が来ても、家電量販店で売ってる電球に差し替えれば光らせ続けることができます。
一方LED信号機は、あらかじめLED素子が埋め込まれた基盤ごと交換する形になります。この基盤は、当然一般向けには販売されていない品物なので、LED信号機は電球が切れていくのをただただ見守るしかないのです。
なのでこれまで購入は控えてたのですが、このたびついつい買っちゃいました。しかも二台。
まず一台目。
車両用信号機。
ブラック塗装なうえLED素子欠けなし、しかも大好物の小糸深フード! 即買いでした。
2007年製造でまだまだ現役でもおかしくない個体です。早くもLED信号機同士での世代交代が始まっているようですね。
せっかく同じタイプの機種がそろったので並べてみました。左が今回購入した「1H3GYRDK2」型LED灯器、右は電球モデルの「1H3DN」型電球灯器となっています。
さすが後継機種というだけあって形状やライトの大きさ、高さなど寸分違わず同じですし、驚いたことにライトの色もほぼ同じです。LED信号機の灯火は電球式の灯火の色をかなり緻密に再現していたのですね。初めて知りました。
そして二台目。小糸のLED歩行者信号灯器。これもLEDの欠けがないうえ、筐体はブラック塗装です。かっこいいことこの上ありません。
こちらも2006年製造の比較的新しい個体ですが、早くも現役を引退したようです。
LED信号機もなかなか乙なものですね。好きなモデルの信号機であるだけに、一層部屋にあるのが嬉しいです。
LED素子の寿命よ、どうか長くあれ。