JR西日本 福知山脱線事故 現場周辺を「祈りの森」へ

JR西日本は、10日、死者106名の大事故現場、福知山線塚口付近のマンションとその周辺を、「木々に囲まれ、厳粛で落ち着いた公園となるよう整備をしていく」と発表した。
 
この発表は事故による説明会で発表され、「今後もまだまだ意見をお聞きしないといけない」とのことだ。
 
 
JR民営化後最大の重大事故を忘れないよう、記憶に残していくこと、また、事故により犠牲になった方への気遣いと思われる。
 
 
構成は、中央に広場が一つと、木に囲まれた通路を設けるとのこと。
 
事故の起こったマンションは現状のまま残し、事故の爪痕を後世に伝えることになりそうだ。
 
今年4月25日、事故発生から7年後の日には、同現場を事故車両とほぼ同時刻(事故車両は遅延が発生していた)に通過する電車から、手を合わせる人も見られた。
 
しかし、7回目の日は、「慰霊の言葉」を伝える物がいなく、初めて途絶えたとのこと。
 
 
事故の爪痕は、日を追うごとにそのあとが増しているようだ。
 
 


マンションそのものを「モニュメント」とし、後世に残すことが目的なんでしょうが、あの事故以来、運行管理システムなども導入され、とにかく改善した。
 
……つもりなんでしょうが、会社そのものの体質は変わらないようですね。
 
 
残念です。あれほどの事故を起こしておきながら、体質改善が全く進まないというのは。
 
例を挙げると、広島、中国地区の旧国鉄車たちがそうですね。
 
 
大阪駅を改築するのも、たしかに必要かもしれない。
 
けど、もっと先に優先して変えるべきところがあったのでは?とよく思います。
 
 
 
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