関西空港にて
先ほどまで乗ってきた電車です。
すでに幕は折り返しの関空快速となっていました。
まあこの駅の自動放送。問題があるわけですよ…
日本語放送は大丈夫です。問題は英語です。
というのも、英語がゆっくり過ぎる上に言い回しが完全に日本語のため、外国人は首をかしげるレベル。
それもところどころ早いので、聞き取りにくいです。
そして関空快速の英語放送ですよ。聞いてるとこう聞こえます。
──The Rapid service for Kansai airport.Bound for Osaka district.
(和訳:快速 関西空港行き。大阪経由行き。)
はっきり言って、どうしてこうなったのか…
というかこれ、普通に「Kansai airport rapid service」のほうがわかりやすいと思いますが…
ほかにも、「The train made of 6 cars」(この電車は6両で作られています)など、ほかの駅では聞きなれない言い回しも。
根本的な放送改修が必要ですね…
そして無表示かよ!!
関東の言い回し、「こんど つぎ そのつぎ」に従った結果がこれです。
関西人には少しわかりにくい表示です。
関西では「今度=次」ですからね。
外国人利用者は南海よりもJRのほうが多いような気もします。
その理由は後で。改札口に秘密がありました。
その奥で聞きなれない放送が。
「ただ今到着の電車は、ラピートβ、難波行きです」の放送とともにやってきたのは、かの特急ラピートじゃないですか!
乗ったことはありませんが、見たことは何度か。
南海の代表特急ですからね。
何がおかしいか速攻でわかった方はすごいです。
あと、どうしてこうなってるかも速攻でわかる方は、よほど関西空港駅を利用してるのでしょう。
この表示ですが、関西空港駅の表示板は切り替えの際にフリーズします。
切り替えの処理落ちでこうなっています。
切り替わったのはいいよ。そこまでは順調だ。
しかし、君は重大な欠陥を起こしている。
次の電車はなんだよ!
そこ、大事だと思うよ。テストで名前書かないといけないことくらい重要だと思う。
丸いライトが特徴の0番台ですね。
さて、皆様お待ちかねの無表示の列車の到着です。
まもなく、4番線に、列車がまいります。ご注意ください。
(英語放送がどんなのか忘れた)
プーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(※接近メロディじゃなかった。あきらかに発車ブザーだった)
なんだ、はるかか。
つまんね←
表示されてないのは誤表示のようですね。阪和線ではよくあることです。
関西空港駅の改札口はとにかく広いです。
2面4線の駅ですが、半分ずつJRと南海で分けて使用しています。
改札の大きさもほぼ同じです。
…おや、全部写ってませんね…
そこまで見てなかった…
さて、JRが優先して利用される原因となっている改札口です。
南海とJRの違いは何か。それは、上にある広告の違いです。
南海は日本人も考慮し、さらに切符も一つの観光地のみに限定した切符を販売しています。
一方JR。日本人は捨てて、外国人のためだけの広告です。
それも、JRの関西近辺の路線と、「関空特急はるか」の自由席が乗り放題となる「関西ワイドエリアパス」の広告です。
(※関西ワイドパスは、日本に在住してる日本人および外国人向けの販売を行っていません。購入に関しての詳しいことは、こちらをご覧ください)
どこにでも行けるフリーパスか。各観光地までしか行けない割引切符か。
この違いが利用者の違いを生んでいるんでしょう。
帰りの関空快速は座って帰りました。
なんででしょうね。帰りはあまり揺れませんでした。
ほとんど誰も乗ってないので、二人かけの座席を独り占め。
次回へ続く。
おまけ 関西空港駅の電光掲示板
「京都」の表示よ…
「大阪方面京橋」も文字が小さいです。
案内の正確性と明確さが求められる電光掲示板において、このように「打ち込んだ文字しか表示する気ねえよ」というのはもってのほかです。
特に関空は関西の空の玄関口。こんな表示でいいのか…?
何?ふざけてる?
日本語表示は「関空快速」なのに、英語表示は「Rapid」のみって…
「Kyoto」の表示は…
ノータッチで(笑)
「Ltd.」のみというのもあきれます…「Exp.」はどこいったし…