こどもの日探索レポ№2 阪和線 新型運行システム準備はここまで進んでいる!(第九回)

◯この記事では、調査日が異なる写真を載せています。

駅名の部分が水色の駅は5月5日に探索しています。

駅名の部分が灰色の駅は5月12日に探索しています。


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近鉄河堀口駅との乗換駅、美章園駅に到着。
たがいに乗り換え案内は行いませんが、一応乗り換えることは可能です。
(振り替え輸送の際は乗り換え可能)
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まずは新型電光掲示板とセンサーからご紹介します。
 
 
ホームの黄色い線の上あたりに鉄骨の柱があり、新型設備を標準位置に設置することが少し困難なようです。
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1番線のものも一応掲載しておきます。
 
 
 
やはりほかの駅と同じタイプですね。
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センサーと新型スピーカーの設置もされています。
 
 
 
そしてこの駅、新型電光掲示板の設置工事などもほかの駅よりもかなり遅れてスタートしました。
 
しかし現在ではどうなってるか…
 
 
イメージ 14イメージ 15すでに抑止表示機も設置されていて、システム改修の準備はほぼ完了しています。
 
…まだ一か所、鳳方面行きホームの前寄りに設置されてないんですよね。
 
イメージ 3イメージ 16改札前のものです。
 
設置位置がなかったのか、鉄柱を新たに建てて設置されています。

天王寺駅                             両日とも調査

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天王寺駅に到着。調査もこの駅で終了です。
 
最終駅らしいものは見れるか…?
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まずは快速(区快)発車ホームの3,4番のりばから。
 
 
パッと見だとわかりませんが、これは旧型です。
(行先の部分が「行先/遅れ」となっているのが新型)
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普通列車の発着ホームから。
 
 
 
 
5番、6番のりばは降車専用ホームのため電光掲示板は設置されてはいません。
 
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こちらも5月5日の画像です。(遅延レポへはこちらから)
見事に遅延してくれまして…(汗)
 
乗り換え改札口のもので、すでに新型の電光掲示板に変わっていました。
しかしそこではなく、注目してほしいのは表示のほうです。
 
左側の電光掲示板は阪和線運行管理システムのものですが、右側に設置されているものは環状線の運行管理システムのものです。
 
当然、導入されたのは環状線のもののほうが後なので正確性は高く、この通りに遅れつつも発車しました。
 
 
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正しい表示はこうなんですけどね(笑)
(ただし、18:12発の普通 日根野行の発車後)
 
関╱紀快速に対する案内がたまにないこともあるので、注意です。
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そして1,2番線(元特急発着ホーム)へとまいりましょう。
 
このホームでは発車する列車がないため、つねに大和路線ホームの発車列車を表示します。
 
遅延するとご覧のように、意味不明な行先と種別を表示し始めます。
(→この画像は10月28日撮影)
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改札口(中央口改札)のものはこちらです。
東改札のものは取り換えられてないことを確認しています。
 
こちらのホームでは、阪和線に関係する電光掲示板のみ新型に取り換えられました。
 
環状線側は取り換えられていません。違いをよく見てみましょう。
 
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一見同じように見えますが、実は結構違う点があります。
 
まずは赤色で囲んである部分、発色性の違いから。
同じような色にも見えなくもないですが、微妙にいろの濃さや基盤(黒い部分)の黒さなどが異なります。
 
これだけではわかりにくいでしょうから、次は緑色の部分、換気口を見てください。
一目瞭然、全然違う形をしてますね(笑)
 
まずは穴の開き方の違い。
右のもの(環状内回り)は、画像から見て縦に穴をあけていますが、左のもの(阪和)は横に穴が開いています。
 
また、穴の開いてる位置も違いますし。
 
…換気口が違うからなんだという話ですけどね(笑)
 
イメージ 17イメージ 18
イメージ 19スピーカーは旧型と同型がつくかと思いきや、他の駅と同じタイプのものに変わるみたいです。
 
イメージ 20センサーもきちんと設置されています。
 
 
やはり天王寺駅も抑止表示機は未設置でした。
 
抑止表示機の設置が進みませんねぇ…
 
 


そしてこの旅は次回
こどもの日探索レポ№3 水色の最終列車に乗って」
へ続きます。
 
 
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