新たな発見

堺市へは、あとの快速が、先につきます。」
「鳳まで、この電車が、先につきます。」
和泉府中まで、この電車が、先につきます。」
東岸和田まで、この電車が、先につきます。」
「和歌山まで、この電車が、先につきます。」
◯鳳&堺市
天王寺まで、この電車が、先につきます。」
天王寺には、あとの快速が、先につきます。」
天王寺には、あとの区間快速が、先につきます。」
天王寺には、あとの直通快速が、先につきます。」
天王寺には、あとのB快速が、先につきます。」←New
三国ヶ丘には、あとの快速が、先につきます。」←New


なんとここにきて、新たに2つも先着案内放送のバリエーションを確認しました。
 
今まで先着案内放送では、区間快速であれイメージ 1であれ、直通快速であれ「快速が、先につきます。」かと思っていました。
しかししかし、バリエーションが多種多様です。
 
三国ヶ丘にはverは存在自体知りませんでしたorz
そりゃ、天王寺で「堺市には」があるんだから、鳳にも「三国ヶ丘には」があっても不思議じゃないわな。
 
だからと言って、「三国ヶ丘に先着/天王寺には後発の快速先着」という場合は、「天王寺には」の放送が流れます。
三国ヶ丘まで、この電車が、先につきます。」では無いんですね。これも面白いところ。
 
 
それより気になるのがなぜ「堺市」「三国ヶ丘」なのかです。
この説明の仕方だと日本語として間違ってますが。
 
長く正確に説明すると、「なぜ天王寺では三国ヶ丘まで先着と放送しないのか。」「鳳では堺市まで先着と放送しないのか。」という2点です。
 
 
やはり阪和線の自動放送は謎が多い…
 
 
しかし、ここまで読まれた方なら「これもあるんじゃないか」という方もいると思います。
堺市まで、この電車が、先につきます。」
この放送は理論的には存在することになるんですが、次の条件を満たす列車が存在しません。
堺市まで一度も待避を行わない列車。
・上野芝で後続列車の通過待ちを行う列車。
 
どの列車も1回は杉本町か鶴ヶ丘で待避をするようになっているため、上のような列車が存在しません…
 
 
…ん?じゃあ快速が鶴ヶ丘に臨時停車の場合は「鶴ヶ丘まで、この電車が、先につきます。」とか流れるのか?まさかねえ(笑)
 


さらに謎が多いのは、「分割案内放送」(←勝手に命名)というものです。
 
この放送、阪和線を利用した方なら一度は聞いたことがあると思います。
 
イメージ 2の入線放送の際に、このような放送が流れませんか?
「この電車の、前 4両 関西空港行きは、足元の△印 1番から 4番。後ろ 4両 和歌山行きは、足元の△印 5番から 8番で、2列に並んでお待ちください。」
 
これが、私が「分割案内放送」と呼んでいるものです。
これにもバリエーションが多種多様にあります。
 


・関╱紀快速(ver 1)    ver2と比べて、「和歌山」の部分をすらっと流す。
「この電車の、前 4両 関西空港行きは、足元の△印 1番から 4番。後ろ 4両 和歌山行きは、足元の△印 5番から 8番で、2列に並んでお待ちください。」
・関╱紀快速(ver 2)    ver1と比べて、「和歌山」の発音に違和感が残る。
「この電車の、前 4両 関西空港行きは、足元の△印 1番から 4番。後ろ 4両
わか↑やま↓行きは、足元の△印 5番から 8番で、2列に並んでお待ちください。」
・快速 御坊行き
「この電車の、前 4両 御坊、行きは、足元の△印 1番から 4番。後ろ 4両
日根野、行きは、足元の△印 5番から 8番で、2列に並んでお待ちください。」
・快速 紀伊田辺行き(※平日夕方に運転されているもの)
「この電車の、前 4両 紀伊田辺、行きは、足元の△印 1番から 4番。後ろ 4両
和歌山行きは、足元の△印 5番から 8番で、2列に並んでお待ちください。」
↑も和歌山の発音に2バージョンあり。
「この電車の、前 4両 関西空港行きは、足元の△印 1番から 4番。後ろ 4両
日根野、行きは、足元の△印 5番から 8番で、2列に並んでお待ちください。」


なぜかはわかりませんが、快速(B快速)和歌山行きの中には日根野で後ろ4両を切り離す列車が存在しますが、それらの列車には停車駅の放送が流れます。
 
ここも不思議。なぜ分割案内放送を流さないのか…
 
 
まだまだ詳しく見ていく必要がありそうですね。
 
それでは~
 
 
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