理想と現実の大きな違い
大阪へ戻ってまいりました。
どうした電光掲示板!?
…というのはいいとして、環状線も結構遅れが出てるみたいですね。
これが理想像。
そしてこれが現実。
見事に違うなこりゃ…
踏切待ち一揆
私が到着した時、JR東西線はまだ運転を見合わせており、ご覧のとおり「調整中」の3文字が輝いています。
これにより、とんでもない事態が起きていたのです。
…列車が詰まっています。
いや、詰まってるだけならいいんですよ。詰まってるだけなら。
実はこの列車間には、ある障害物があります。
そう、踏切。
車掌さん曰く、すでに15分くらいこのままの状態が続いているとのこと。
なぜ列車が詰まってるのか、図で説明するとこんな感じです。
まず、京橋駅はこのような構造となっています。
待避線などは一切ない、シンプルな構造です。
そして現在の状況がこれ。
JR東西線が使えない状態で、大量の列車が京橋につっかえてきたわけですから、こうなっています。
電車を加えるとこうなります。
この状態が15分以上も続いているのです。
そして20分を超えたころ…
踏切を待つ人の我慢の限界がやってきます。
一人、また一人と遮断中の踏切を渡りはじめます。
無理に遮断機を上げたせいで、右側の遮断機が完全に下がらない状態に。
通行人にスイッチが入ります。
もう誰も、係員さえも通行人の波を止められません。
まるで「お前らは電車だけじゃなくて俺らも遅延させるのか!」というかのごとく、約25分遅れで最初の通行人が踏切を通行してからというもの、もう遮断機は意味を持たず、ただだらしなく垂れ下がった「棒」と化します。
…特殊信号発光機(左下でクルクルしてるやつ)が点滅しまくってたので、動画を撮ってみました。
34秒の短い動画ですがどうぞ、ご覧ください。
これがさらに5分ほど続き、合計30分以上閉まりっぱなしになろうかという頃。
ついに停車中の放出方の列車が発車し、続いて引き上げ線の列車も放出方ホームに入線。
やっとのことで、尼崎方のホームに停車していた列車が発車します。
そして運がいいことに、先ほどの「回送」がJR東西線への列車に変更になります。
3分ほどの停車ですぐに発車していきます。
ついに信号待ちをしていたもう1編成も踏切を渡り切ります。
実に約40分ぶりに、遮断を続けていた踏切が開きます。
40分間の間にたまった通行人が一気に踏切を渡ります。
…にしても、この量はすげえな……
次回、ちょっとしたレア放送を紹介します。