元日乗り放題切符で山陽・北陸・サンライズ!(第四章)

消える物があれば、生まれる物もある。生まれる物があれば得るものも多いが代償もある──
 
それは何事にしても言えることだ。
 
 
新幹線ができれば寝台特急は消え、新車ができれば国鉄車は消え、鉄道においてもそれは繰り返されてきた。
 
経費削減の世の中で、とあるJR西日本支社では、いくつかの駅で流していた独自の入線メロディーをほぼすべて削除し、新しく作られた簡単なもので主要駅のみ補うこととした。すべては利益のためだ。
 
そのころ、同じ社内の隣の支社では、その流れに逆らうかのごとく新しい入線メロディーが取り入れられていた。
 
「地域のお客様に親しんでもらう」。それだけのために?
…いや、それが一番重要だとわかっているのだ。
 
そうだろう?広島支社さん。数年後、君に岡山支社にはない何が生まれるのだろう。
 
 


宮島口駅・新山口駅の放送を録音してきました。
 
よろしければBGMなどでお聞きください。
 
なお、今回の放送は特別雑音がひどいため、お聞き苦しいものがあります。音量にご注意ください…。

通勤ライナー 地福行き

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広島駅へと戻ってまいりました。
時刻はすでに16時。乗る列車までもうすぐです。
 
電光掲示板には早くも「通勤ライナー」の文字が出ています。
…自分が言いたいのは「Commuter Liner」じゃねえのかよってところです(((
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同行者の方に撮影していただいた、臨時SLの際の「地福」行きを撮らせていただき、新幹線に乗り込みます。
 
 
この時、乗車した新幹線の画像を撮り忘れるという痛恨のミス…orz
 
なんで忘れるかなぁ…自分。
 
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同行者の方のご厚意で、
11日から1日間有効」
と、1ぞろいの切符もいただきました。
 
 
ありがとうございました!
 
 


新山口へ着きエスカレーターを降りて、連絡改札から在来線の発車標を見ると、ものすごくレアなものが表示されていました。
 
 
自分自身特に計画にも組んでおらず、偶然みれたちょっと珍しい表示がこちら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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…あれ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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地福!…と通勤…快速…?
JR西日本には「通勤快速」という種別は存在しません。
実はこちら、「通勤ライナー」という快速列車(※無料)なのですが、なぜか「通勤快速」と表示されていました。
 
…うーむ、謎が増えたぞ(笑)
 
 
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それでいて英語表示は「Rapid Service」のみという不思議。
 
「通勤ライナー」という表示は元々無いらしく、ずっと「ワンマン」「Conduct(ry」「2両」「2cars」の4表示を繰り返していました。
 
まさか本物の「地福」を見れるとは…運がいいやら悪いやら(笑)
 
 

防府おどり」

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ホームへ上がってみると、夕日に照らされてまぶしそうな117系
末期色
がいらっしゃいました。
 
瀬戸内の夕日に照らされて美しく輝いていますね~。特に末期のほう。
 
そして末期の方の電車に揺られること約30分。防府駅に到着しました。
 
ホームへ降りるとさっそく祝福の放送が。
 
♪(ここはどこ~?)
「ぼうふぅー、ぼうふぅー、ぼうふです。        
          ご乗車ありがとうございました。」
 
こちらがその放送です。
 
いまどき珍しい「独自入線メロディーの追加」。
ちょっと場違い?な曲ですが、なかなかリズムもよく私的には結構好きです!
「ここはどこ~?」の空耳と「ぼうふうー」もお聞きください(笑)
ちなみに「防府」の読み方は「ほうふ」です
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ホームは錆などが気になりますが、高屋根の特徴的な島式ホームです。
※高屋根のおかげで動画があんなのになってます
 
 
 
 
 
自分的にですね、注目していただきたい点はここ!
 
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のりばがわかりにくいってところですね(((
 
どうせなら矢印じゃなくてのりば番号にしてほしかったかなーというところです。
 
せっかくのりばもあるんですし、活用しましょうよ…
 
 
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あと、この駅では注意喚起表示が導入されています。
 
けっこういいデザインの表示ですよね~。こちらも私的には好きです。
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電車はやっぱり
末期色です(笑)
 
 
 
 
再び新山口まで揺られること30分。
 
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新山口へ戻ってきました!
 
 
 
 
 
 
 
ここで放送を録音し、再び新幹線へ乗り換えます。
 


次回へ続きます!
 
 
P,S,
「言っておきたいこと」というか、少し書き足したいことがありますので一言。
実は防府駅の放送、お気づきの方も多いかと思いますが、声の主はあの阪和線JR九州と同じ声です。
 
聞き覚えるある方も多いかと思います。 消えた阪和線の放送の面影がここにも…。
 
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