~到着から約230分経過~(えきそば から戻ってすぐ)
もしかして間違えてきてしまったんだろうか…本当は今日、団体が走るといっても北側だけだったのでは?
そんな疑問さえ浮かぶ午前10時35分。7時10分に到着してからというもの、待合室を基地のように出入りしてます。
おや…?
前の記事の2両で出て行った厄神行き 125系が、片割れを切り離して1両で帰ってきました。
折り返して厄神行きとなります。
さすがにこのまま待ってもらちが明かないと思い、これを撮影した直後に待合室でなんとか昼寝に持ち込みます。
あまり温かくもない待合室で寝るのに、かなり苦戦しての昼寝。
それを邪魔するかのように、肩をたたかれて起きました。
「西脇市行き、来ましたよ?」
目を開けると、そこにいらっしゃったのは少し腰のまがったおばあちゃん。
どうも自分が厄神行き発車後から寝てたため、西脇市行きを待ってるように見えてしまったようで…
起こされてしまったものは仕方ない。その西脇市行きでも撮影しようかとホーム端へ向かった私を待っていたのは…
まだ出てないのかよ!
本当に走ってるのかよ今日…
7分ほどで西脇市行きが発車し、直後に表示されたのがこいつ。
…!?
ちょいまて、そのタイミングで団体が来るのか!?
この時、私はある「決断」をしなくてはいけない状況になっていました。
いわゆる都市近郊のローカル線らしい運行形態ですね~。
なんと西脇市から谷川間、本数が一日10本ありません。
平日は9往復、休日は8往復しか存在しないのです。
ここで先ほどの電光掲示板の画像を見ていただけると、なぜ「決断」しなければいけないかお分かりいただけるでしょう。
つまり、
①団体を加古川でのみ撮影し、谷川まで直通する列車に乗り探索を終えるのか、
②どこかで団体をもう一度撮影し、2時間後の谷川行きまで待つのか
このどちらかを選ぶことになります。
どっちを選ぶって?そんなの決まってるじゃないですか。
わざわざここまで5時間も待った。たった2時間増えるくらい惜しくない。
(※朝の7時10分に到着しています)
どこか別の場所で撮影しよう。他にも表示が集めれるような駅で。
この後の計画を決め、列車が来るまであと1時間、ひたすら待つ。
決してみてはいけないある「秘密」を見てしまうのですが、それは次回の話。
12時16分、通常はこの時間帯にあるはずもない、6番線への列車の入線を告げる放送が流れます。
放送とともに入ってきたのは…?
103系か~…
125系の「団体」表示期待してたんだけどな~(´・ω・`)
世の中、やっぱりそんなに甘くない…。
側面幕はきっちり「団体」幕です。
書体はJR西でおなじみの書体が用いられています。
前面幕ももちろんながら「団体」。
ドアはなぜか半自動となっていました。
この団体、どうも「★JR加古川線に乗ってパートナーを見つけよう★-恋路は続くよどこまでも-」というイベントで運転されてるようです。
どうりで車内がにぎやかなわけで…
電光掲示板と一枚!
谷川行きの後を追うように運行するようですね。
…あ、そういえば。
英語表示を掲載するの忘れてましたね。
英語表示は「Reserved」。日本語で言う「貸切」でした。長いため2段になって表示されています。
それでは一度、団体から離れて粟生駅を目指したいと思います。
不穏にも列車が到着するころ、急に大粒の雨と強風が吹き出し、撮影できるか心配にさせられましたが…
粟生駅では雨が降った様子さえなく、安心して撮影できそうです(笑)
で、今回の獲物はこれ。
なんと加古川線では、行先とのりばしか表示せず、発車時刻何て夢のまた夢という表示板が2駅に存在するのです。
谷川行きの発車後、1番線に団体列車が入線します。
さて、気になる表示は!?
西…脇…市……?
「団体列車は西脇市まで行く」と。なるほど。
「団体」と出してほしかったな…
後になって知るのですが、実はこの電光掲示板は「団体」という表示を持ちません。
到着して10分ほど経った後、線路の彼方から1つの列車が見えます。
「団体列車」の到着です。
容量の都合で、後編へ続きます!