207系 種別幕いろいろ

JR神戸線京都線を走行していた201系を廃止するため登場した、JR西日本207系
 
207系が登場した当時や、223系0番台導入時には実は、「関空快速」「関空特快ウィング」以外の幕には英字がなく、「区間快速」幕も今と異なりオレンジ色でした。
※当時は関空快速などに指定席があったため、「関空快速15号」などというようにまるで特急のように号数付きで放送・案内がされていました。
 
223系0番台は走行する「阪和線」「関西空港線」が関西の空の玄関口ということもあり、そちらは幕は徐々に英字の入った幕に交換されていきました。
 
ただ、それでも英字の入った幕も当初「区間快速」がオレンジ色だったため、現在も旧幕の区快がオレンジ色のもので走行する223系も存在します。
 
 
一方の207系。走行路線は学研都市線JR東西線JR宝塚線の快速や普通、JR神戸線京都線の普通ということもあり、特段重要ではないと判断されたのか、今でも英字無しの初期幕を搭載した車両が多数存在します。
 
今回はその中からいくつかをご紹介したいと思いますが…
 
 
 

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まず知らない方のために「英字入り幕」というものを掲載しておきます。
こちらが223系や225系などと同じ規格で製作されている幕です。
 
走行する路線のラインカラー(乗り入れる場合は乗り入れ先路線のラインカラー)に準じた幕を提出し、ラインカラー上に「Local」「Special Rapid Service」など英語表記が存在します。
 
 
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なお、英字入り幕もいくつか種類があり、このように
・「普通」の文字間スペースが狭い
・英字が小さい
などの特徴を持つ、英字入り幕の初期幕も存在します。
 
こちらは207系 3+4両編成のうち、3両側によく見られる幕です。
 
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そしてこちらが「英字なし幕」。
「普通」の文字は間隔が223系などとほぼ同じですが、英字が記載されておらず、ラインカラーのみとなっています。
 
また、この幕の特徴としては「回送」「試運転」などの文字が、英字がないためほぼ中央にでかでかと記載されている点です。
 
 
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もういっちょ! 同じく英字の無い幕です。
 
英字の無い幕は、207系 3+4両編成のうち4両側で稀に見ることができます。
 
そうはいってもJR東西線などは207系がよく来ますから、北新地あたりで粘っていればそう時間はかけず見れるかと。
 
自分も一日で3回も見たことがあります(笑)
 


以上、207系の種別幕紹介でした。
 
223系などもいくつか幕の種類がありますね~。ラインカラーなしの幕の文字が大きかったり小さかったりなど…。
 
それでは~
 
 
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