抑止? 解除?
11番のりばには、名物の「快速運転を行わない(行えない)関╱紀快速」が停車中。
12時16分も間近だというのに、車掌の放送がおかしいのです。
「風が規制値に達した為、発車を見合わせます」──と。
車内表示は見事におかしなことになっております(笑) (6分16秒あたりから)
「どう乗り間違えろと」と言うような内容を、永遠と流していました。
えーと…(笑)
11番線は「抑止」、12番線は「(抑止)解除」となっていますが、これはいかに…(笑)
*抑止…鉄道では「一時的に運転を見合わせる」という意。「抑止運転」の略語。
ついに出された「抑止」に、立ち尽くす運転士。
若干見えている青現示の信号がうらめしいひと時です(笑)
本当はここで鶴橋へでも出向き、近鉄の様子も見る予定だったのですが、しばらく復旧する見込みも無いというのであきらめました…。
…と、その数分後。
車掌の判断かどうかはさておき、乗客にわかりやすいようにしたのか、表示が「普通(赤)・大阪」に変更!
ちょっとレアな光景です(笑)
側面表示はこちらです。
けっこう蛍光灯が被ってますが…記録用としては十分でしょう。
大阪環状線において223系や225系での「普通・大阪行き」は、たしか定期では存在しなかったかと。
なかなか貴重な場面も出たものの、それもつかの間。
階段へ向けて1両分歩いている間に、幕はいつでも見れる「普通・大阪環状線」に変えられてしまいました…orz
「抑止」。
急いでいるときには絶対に見たくない表示が、このあと30分程度表示され続けることとなりました…。
相も変らぬ阪和線
右手には「特急くろしお 全列車運転取りやめ」と書いているにもかかわらず、3段目にはくろしお15号が表示されるという、超マイペースな運行管理システムで頑張っております。
遂には一時的に運行情報ディスプレイが拗ねるという、最悪の事態にまで陥るほど手を焼く阪和線 新運行管理システム。
これだったらいっそ、いつも通り「調整中」で黙ってて頂いたほうがいいのでは…(笑)
どうですか、この変わりっぷり!
時計を見ていただいてもわかるとおり、上の画像と下の画像は同じ12時23分に撮影された画像です。
わずか一瞬。わずか数秒の計算ののち、阪和線の新システムは何故かこう考えたわけですよ。
「15時台の列車まで運転する気ねえからぁ!」──と。
すばらしい投げ出しっぷりです。
もうやだこの新システム。旧システムのころと何も変わってないじゃん…。
こうして見事な、だれが見ても失笑しか取れないような相反する表示を背に、「あるホーム」へ繰り出してみました──。
次回へ続く!