だいぶ時季外れになってしまいましたが…今年の近鉄南大阪線名物の「PL臨」こと、PL臨時ダイヤの様子をお伝えしたいと思います。
PL臨の日ほど列車が過密運転されることは無く、8両の準急が1時間当たり8本という時間帯も存在するなど、その見応えは素晴らしいものです。
それではさっそくご紹介いたしましょう。
*同日に放送も録音しておりますので、そちらも併せてご覧ください!
古市行き
「古市行き」。
これを聞いて珍しいと思う方は、相当の近鉄長野線ファンです。
実は長野線には終電間際に数本だけ、「古市行き」が存在するのです。
さすがに時間も時間ですので撮影は難しいですが…
たまに夕方に古市行きがポツンと設定される事があります。
これはチャンス!
ということで早速撮影してきました。
ソラリーこそ「各駅にとまります」のみの表記ですが、自動放送は「途中、喜志に止まります。」と筋金入りのレア放送となってます(笑)
撮影終了。
富田林駅のネタも無事終わったところで、さっさと混雑する前に離れましょう(笑)
あべの橋行き各停で富田林を離れます。
特急(花火号)・吉野行き
古市で準急に乗り継いで、阿部野橋駅まで戻ってきました。
偶然やってきたさくらライナーを見てみると…見慣れぬステッカーのようなものが貼り付けられています。
よく見てみますと…
「花火号」と。
そういえば2012年から設定されたんでしたっけ…すっかり忘れてた(((
「花火号」とは、花火の観覧にちょうどいい時間帯に古市に臨時停車する特急に与えられる列車愛称です。
残念ながら、自動放送では列車名の案内はされません…。
さくらライナーでの撮影は潔くあきらめて、次の特急にてきっちり撮影しました。
こちらが「花火号」の画像でございます。
ご覧のとおり、どう見ても花火に行か無いであろう方が多く乗車します…(苦笑)
ヘッドマークの鮮明な画像はこちら。
なかなか凝られたデザイン…と、遠目にに見たときは思いましたが、近くで見ると「同じ花火の画像を3つ並べただけじゃん」と。
まあ一般客には分りませんか…(笑)
吉野行き急行(後ろ4両は古市で切り離し、橿原神宮前行きに変わります。)
PL臨時ダイヤの特徴というと、やはり8両準急の毎時8本体制でしょう!
詰め込めるだけ準急を詰め込むスタイルです。
来年以降行かれる方にアドバイス。富田林到着時に出口は遠くなりますが、先頭車の方は出発間際でも座れることがありますので、そちらもご利用ください。
河内長野行き各停は後程拾うとして、まずは吉野行き急行の停車駅案内の下をご覧ください。
「後ろ4両は古市で切離し橿原神宮前行きになります」
途中駅まで快速として運転して、大体半分程度の乗客の減る途中の駅で前後を切り離し、快速と普通に分ける。
こうすることで途中駅までの運転士の人件費を削減する方法として、和歌山線などでも1本ほど取り入れられている運転方式です。
PL臨時ダイヤの日に限って、普段は見れないこのような列車が大増発されるのです! 以前は定期で存在したんですけどね~。白紙改正時にほとんど一掃されちゃいました…orz
ちなみに、連結部の様子がこちら。
分かれ目が非常にわかりやすい。
たまたまラッピング車両と通常塗装の車両との併結だったため、前4両が「吉野に行く感」がものすごい車両になってます。
側面幕はこちら!
定期列車でも存在する幕ですので、コメントも少なめに次のネタに移りたいと思います…。
次回へ続く!