あまり知られていないことなのですが、実は近鉄にも「新放送」と呼べる新種の放送が導入されている、というのはご存知でしょうか?
「新放送」と呼ぶにはあまりにもお粗末なもので、これからお聞きいただいてもわかるように、かなり明るい声になっており、ホームにおいての聞き取りやすさは格段に上がっていますが、案内の質は若干下がっています。
さっそくお聞きいただきましょう。
こちらがその放送でございます!
非常に聞き取りやすく、「昔懐かしい」「昭和っぽい」といったイメージを一切見せない、近鉄には似つかわしくない放送です。
今のところ、私の知りうる限りでは
に導入されています。
また、聞いていただくとわかるとおり、男声の担当声優さんは名古屋地区の詳細型自動放送のかたと非常に似ている…というかおそらく同じ方が用いられています。
あと、これは近鉄の自動放送の特徴なのですが、基本的に終点まで先着の電車の場合は、先着案内にて「◯◯へは」や「◯◯まで」ではなく、「◯◯へも」を用います。
例:京都行き各停が京都まで先着する場合→「京都へも、この電車が先につきます。」
しっかり新放送にも継承されているのが非常にうれしいところです!
このコンビでの放送が、地元の南大阪線にも欲しいところです…。
それでは~