最終間際の寝屋川市行き (前編)

突然ですが、京阪にて提出される「行先」というと、いくつまで思い浮かびますか?
 
出町柳行き」、「淀屋橋行き」、「中之島行き」はもちろんのこと、「萱島行き」、「枚方市行き」、「樟葉行き」、それからコアなところをつくと「天満橋行き」「深草行き」なんてものもあります。
 
パターンダイヤを極めているともいえる京阪でも、やはり深夜帯になると基本的な行先とは別に、車庫への送り込み回送を兼ねた電車が運転されます。
 
今回はその中の一つ。
京阪ファミリーレールフェアも行われることで有名な寝屋川車庫への回送も兼ねた普通・寝屋川市行きを撮影してきました。
 
 
自動放送も投稿しております。
 
 
記事を読む際のBGMとして、ぜひご覧ください!
 
なお、おまけとして記事内でも登場する「急行・淀行」も収録しています。
 


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まずは出町柳へと向かいましょう。
 
 
乗車したのは、淀屋橋21時40分発の特急・出町柳行き。
 
 
仕事で疲れてクタクタの方に囲まれながら三条までの約50分間を、少々肩身が狭い思いで過ごします。
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三条に到着しますと、下り電車の発車標はこの通り。
もう3段目に目が行って仕方ないんですよねぇ(ニヤニヤ
出町柳発の淀行き…なかなか聞かない設定で。
 
実は「快速急行」も中之島線の大失敗を反省したダイヤになってからというもの、極端なほどに本数が少なくなってますので、通常ダイヤ時にはちょっと貴重だったりします。 (現在は秋の特別ダイヤ運行中のため、臨時運転もされてます)
 
 
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急行………お前が急行!?
まさかまさかの特急車での急行運用に出会ってしまうという。
 
ダイヤを知っていると「当然のこと」で終わりますが、知らずに偶然見つけたときのうれしさは半端じゃないですよね~!
 
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「肝心の画像はブレブレ」という当ブログの鉄則を無事守りきることに成功しまして、ついに主役へとまいりましょう。
 
 
 
まずは駅の案内表示からご紹介します。
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幻と思われた寝屋川市がこうも平然と!
一本目で23時07分という時点で、電車での帰宅をあきらめなければならないのが残念ですよね…。
 
おそらく京阪唯一の「4文字行き先」です。
 
文字間にはスペースなどはいれられず詰めて表示されるため、ちょっと違和感を覚えます。
 
 
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寝屋川市行きの画像に入る前に、菊花賞ラッピングも記録しておかないと!
(当日が「菊花賞」開催日でしたので、運転最終日でした)
 
これはきれいに撮影できていればポイントが高かった!
非常に残念な画像に仕上がっちゃってますね…かなりもったいない。
 
 
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お待ちかね!寝屋川市行き…ってぶれすぎワロタ。
※片手で放送を録音しながら撮影しています。
 
いやいやちょっとまて、さすがにこんな画像だけとかシャレにもならねえって。
 
せめてもう一枚…!
 
 
 
 
 
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…あ、普通に撮れた(((
 
 
 
 
 
撮影に配慮して頂いたのか、わざわざ前照灯を切っていただけました…。
 
ありがとうございました!

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機材をホームに置き、もう一回撮影。
 
前照灯なしのほうが嬉しい」という方も多いですが、やはり前照灯があったほうが華があって良いですね~。私的にはこちらの方が好きです。
 
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残念ながら側面幕を撮影するところまで時間がなかったため、動いているものにて撮影しました。
 
うーん…幕式だったのに残念!


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この後には各駅停車の守口市行きにも遭遇しました。
 
こちらの守口市行きは、香里園にて次々発の淀屋橋行き・最終急行と連絡を行います。
そう、「最終急行」。この発車時刻に注目です。
 
 
先ほどの動画をお聞きになった方は、「本来録音できるはずのない女声の放送も入っている」という点で引っかかったはずです。
 
それもそのはず。
 
 
一本目の普通・寝屋川市行きは三条発で、「枚方市まで先着」との案内通り確かに枚方市で後続の「特急」に追い越されますが、特急は枚方市の次は京橋まで止まりません。
つまり実質は「寝屋川市まで先着」なのです。追いつくことはできても、女声の入線放送までは録音できません。
 
となると「二日に分けて録音した」…? まさか。送り迎えをする親がいないと成り立たないのですから、そんな面倒なことやりません。
 
 
「それでは」の書き出しで始めたいところですが、結論へと急ぐ前にちょっと失礼して…
 
 
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もうちょっと遠くまで行ってみましょうか。
 


後編へ続く!
 
 
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