近鉄の発車標といえば。
最近はこういった液晶ディスプレイ式(以後、LCDと書きます)も増えてきましたが、ここ数年の間に増えただけの話しであって、その前はソラリー式(反転フラップ/パタパタ)がほとんど。
急ピッチで取り換えを進めてはいますが、それも利用客の多い路線を重点的に行って表の顔を取り繕っているだけで、裏を返せば(※南大阪線では)大半がソラリーのまま残っています。
なおかつては生駒駅などにも存在しましたが、やはり非効率と思われたのか取り外されました。
だって改札にしか設置されてないんだもん(´・ω・`)
撤去された駅としては京都駅や八尾駅などが挙げられます。京都駅については唯一のフルカラーで、ホームでの案内用の設置駅だったのですが…(汗)
…さて、前置きが長くなりましたが、今回変更が確認できたのはこのタイプの発車標です。
変更は藤井寺駅にて確認。どの時期に変更されたのか存じ上げませんが、この1年の間に変わっていました。
まずはこちらが旧表示。
NEC系統のPCでよく見れたフォントが採用されています。
たしかJR九州さんも行き先だけはこのフォントで作ってたような気も…。特徴としては、円を途中に含むひらがな(「は」「な」「す」など)の、その縁部分が横に長いところでしょうか。
では新表示は、というと……?
お ま た せ
み ん な 大 好 き
小 田 急 ・ 東 急 ・
近 江 鉄 道 御 用 達
J i s k a n 1 6
どうやら時刻表示に変更がかかってないところを見ると、数字は外字で打ち込んでいるようで。
ちなみにですが、Jiskan16というフォントは以下の通り。
一部鉄道会社の一部駅にしか取り入れられていないフォントではありますが、個人的にはそれなりに好きなフォントだったり。
上が更新前、下が更新後の画像です。
英語表示の方はというと…
変 更 な し
です。
今まで通り、どのフォントが元になったのかよくわからない状態のまま表示されています。
…いや、英語表示の更新だったらわかるんですよ。見ての通り文字幅が不均一ですし、打ち方が汚いですし。
いかにもやっつけ仕事感があふれ出ているこちらをさておき、日本語だけ変更するとは。いとおかし()
もう一つ、私に「冗談やろ…」と言わせたのがこれ。
…これで更新後の表示です。みなまで言うな──と。言いたいことをわかってくれれば幸いです。
以上、フォント変更のお知らせでした。
それでは~