サンライズが単独運転! 「サンライズ瀬戸」単体を撮影・録音

昨日1月25日、伯備線内で大雪が原因とみられる信号トラブルが発生し、サンライズ出雲号がおよそ1時間ほど抑止に。
 
岡山で併結予定だったサンライズ瀬戸号は、運転再開の見込みがないサンライズ出雲号を待つことなく単独で運転され、いわゆる「半ライズ」が2本同時に運転される運びとなりました。
 
今回はその様子を放送と動画で収録。
 
どうぞご覧ください!
 


動画はこちらです。
 
自動放送と、録音できた肉声案内を一式入れておりますので、非常に長い動画になっています。
 
また最後には各電光掲示板の様子と、40年に1度の寒波に震えながら撮影した入線・発車のシーンも収録。
※非常にブレが激しくなっております。ご注意ください。
※画面から離れてご覧ください。
 
最後までご覧いただけるとうれしいですが…入線シーンの動画は見ていただかなくても大丈夫です()
 

サンライズ瀬戸

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いったい誰がこれほどの対応力を求めたのかはさておき、SUNTRAS対応の発車標では、サンライズ瀬戸号、サンライズ出雲号の両方の単独運転に対応できる表示を取り揃えています。
 
今回はサンライズ出雲号が大幅遅延により誕生したものではありますが、サンライズ出雲号がまだ岡山駅にすら到着していないためか、もしくはめどが立っていないのか、サンライズ瀬戸しか見当たりません…。
 
 
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表示再現用の資料に、該当表示部分を拡大したものも貼付しておきます。
おそらく英語表示の「Sunrise」の方は、通常時のものと同じです。
 
サンライズ出雲」の単独表示については、臨時サンライズ出雲91号、92号の運転時に号数を省いて表示されていますが、サンライズ瀬戸号についてはこういった、イレギュラーな単独運転時にしか表示されません。
 
 
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地下コンコースの液晶ディスプレイでも「サンライズ瀬戸」の単独表示…ですが、こちらでは「遅れ約35分」の表示が。
 
どうやら瀬戸の方も多少は待ってみたのか、遅れをもって運転しているご様子です。
JRの公式運転情報には何一つ記載がありませんが…(笑)
 
あと、フルカラーLEDの方では反映されていなかったのはなぜ…?
 
 
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ホームの発車標はこの通り、おなじみMSゴシックの打ちっぱなしです(笑)
 
英語表示はここでは割愛させていただきます。
こちらも35分の遅れをもって運転しているとの表示が。
 
 
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乗車口案内灯ではサンライズ出雲の方だけが非表示にされ、サンライズ瀬戸の方はまるまる残っています。
 
号車番号も「8号車から14号車」と、なかなか大胆な飛ばしっぷり。
 
 
動画を見ていられる方はどこかで聞かれると思いますが、こんな状態の出雲を対応無しに放っておくはずもなく、サンライズ出雲の座席・個室寝台を指定されている乗客も、サンライズ瀬戸号に乗車できる「便宜乗車」が行われました。
 
同じサンライズでも瀬戸号の方が乗車率は宜しくないと聞きますので、サンライズ出雲が先行していなかったのが不幸中の幸いといったところでしょうか。
 
 
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さて時刻は0時を回りました。
 
終電の区間も次第に「野洲」、「西明石」、「京都」と近距離になっていく中、電光掲示板に変化が現れました。
 
 
長らく抑止を食らっていたサンライズ出雲号がようやく運転を再開し、およそ2時間半遅れて岡山駅に到着。
 
目途が立ったからには仕事をしないといけない電光掲示板。そこで表示されちゃったのが…
 
 
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半ライズの二重表示。
 
同じ発車時刻の、同じ行き先の列車が二段に分かれて表示されるという、非常に貴重な瞬間を目にすることができました!
 
瀬戸の方はSUNTRAS区間に入っていたため遅れ表示が出されていたものの、出雲の方はいまだ岡山駅手前ですから、遅れ表示が出されていません。
 
 
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ここで英語表示を見てびっくり仰天。
 
あのー…JR西日本さん……?
 
 
「Sunrize」とは…何ぞ?
 
「Sunrize」 ←そこってZなの…?
 
うわー…まじかよ……そこ間違えちゃったかー()
 
ではここで、コンコースの液晶表示も見返してみましょう。
 
 
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こっちもきっちり間違えていました。
 
上下に並べられるまで違いに気づいていませんでした…お恥ずかしい()
 
 
「英語表示がどっちもSunriseやったら見分けつけへんやん!」
 
と思っていましたが、こういう見分け方を作るとはさすがJR西日本さんですわ(違
 


しかしこの後ほどなくして、サンライズ出雲号のみが抹消され、再び行方不明の状態に。
 
またどこかで抑止でも食らったのかと思いきや、最後に意外な形で再会することができましたので、もうしばらくお待ちを(笑)
 

到着、発車

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定刻よりおよそ40分ほど遅れ、1時08分ごろ、サンライズ瀬戸号のみが単独で入線しました。
 
通常なら14両編成でホームいっぱいに止まるところを、今日限りは前の方に質素に停車するだけ。
 
到着を待ちわびたおよそ20名ほどの乗客を乗せ、1分程度の停車で発車していきました。
 


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お邪魔する用事も終わったため、ご厚意で待合室に放置しっぱなしにしていた録音器具を片付け、誘導に従って足早に駅を出てみると、まだ発車していない列車が一本。
 
 
画像一枚しか跨いでいませんが、お待たせいたしました。
 
相方の登場です。
 
 
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ブログ上ではそんなに時間がたっていませんが、実際にはおよそ1時間ぶりの再会です。
 
ここで注目してほしいのが「のりば」。
 
なんとJR京都線普通列車の発着番線である、7番のりばからの発車となっているではありませんか!
 
 
11番のりばの発車標から消えた理由は、ただ単にのりばが変更されただけだったと…(笑)
 
サンライズ出雲号単独運転の方は、またの機会に録らせていただきましょう。
 


以上、サンライズ瀬戸号単独運転時のレポートでした。
 
まさか「Sunrize」なんてスペルミスが潜んでいようとは…(笑)
不意打ちで襲ってくるの、本当にやめてほしいです()
 
 
今回はここまで。
 
それでは~
 
 
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