関西空港駅に新放送登場! なんと南海までSUNTRAS型放送に!?

やっと編集終わったー(*´∀`*)
ってことで、こちらでもご報告を。
 
一昨日の2月19日、関西空港線 関西空港駅の放送の更新が行われ、なんと
南海線を含めた全ホームが
特殊なSUNTRAS型放送を用いた案内放送に変わりました。
 


通常のSUNTRASでは、両数の案内は「電車はX両で到着します」ですが、なんとこの新放送では「この電車は、X両で到着します」に変わっているのです!
 
ここで、単純にこの放送がSUNTRASとどう違うかを簡単にまとめておきます。
 
 
・停車駅の案内は、終点も入れて読み上げる。
・号車案内は自由席と指定席のみで、グリーン車はなぜか行われない。
(補足:南海「ラピート」は、座席指定車とスーパーシートの区別までされていました)
・停車中放送では、かならず英語放送では「Please make sure you're on the right train.」と放送される。
(要は「乗り間違えてないか確認してちょ( ・ω・)」と英語で言ってます)
・停車中放送の冒頭に、日・英ともに「今日本日もーー」と入る。
・停車中放送でも停車駅案内や、必要に応じて号車番号、車内設備の案内を行う
・マナー啓発放送前に必ずチャイムが入る
・発車放送は「まもなく」から開始し、発車メロディーは放送の後に駆動。
・英語での号車案内時、いままでは分割を行う特急限定だった「on the train」が毎回入る。
 
 
こういった感じなので、おそらく「空港駅専用」として編集された独自仕様です。
停車中放送関連の変更点が多いのは、停車時間が長いのを利用してすべて流してしまおうということでしょう。
 
その代り。
 
予告放送が全体的に英語に入る前に切れるくらい流れにくいので、結局は停車中放送に頼るしかないというのが現状です。
 
ところで…なんで入線放送で英語を使わなかったんやろ( ・ω・)?
 
 
なお「元となったシステム」についてですが、阪和線新システム特有の「発車放送が簡易放送になるバグ」がここでも発生していましたので、根っこの部分は阪和線の新システムだと思われます。
 
遅延情報が流せるかは不明ですが、最終案内は流せていました。
(遅延情報が流せるとすると、その情報源がどこになるかは不明です…。
関空連絡橋の輸送指令なのか、SUNTRASが入ってることには入ってるのか…)
 
 
また、JRから南海への最大限の配慮ということなのか、
 
【JR】
危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください」
 
【南海】
危険ですから、黄色い点字タイルまでお下がりください」
 
ほかにも、
 
【JR】
「ドアが閉まります。ご注意ください。」
 
【南海】
「扉が閉まります。ご注意ください。」
 
と、南海独自の表現を用いて案内されていました。
 
 
今回の放送はJR持ちですので、他にもJR西日本が優遇された案内となっている点が多々あります。
 
たとえば乗車位置は、JRでは他駅同様に記号を用いた案内があるため、通常通り「△印ーー」と流されます。
 
対する南海では、記号を用いた乗車位置案内は行っていませんので、「この電車はX両で到着します。停車駅はーー」と飛ばして案内を続けることで対応していました。
 
 
英語放送にまで差はありまして、
 
【JR】
Thank you for choosing JR-West.
JR西日本を“選んでくれて”、ありがとうございます)
 
【南海】
Thank you for taking NANKAI Railway today.
(本日も南海電車をご利用いただき、ありがとうございます)
 
と、妙にJRの方が喧嘩腰だったりなかなかおもしろい放送です。
 


動画の方は本日中に!と言いたいのですが、PCさんのスペックの問題でお昼過ぎぐらいになりそうです。
 
楽しみにされている方には申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
 
 
いちおう動画の方のスクショも入れておきますね( ・ω・)
 
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
こんな感じです。
 
今回もいつも通りのクオリティを心がけましたので、どうぞお楽しみに!
 
 
それでは~
 
 
Written by Yatatetsu ... All Rights Reserved