駅構内コンコースに「BGM」

駅構内を明るく彩りたいーー

地下鉄や地下区間の駅でよく言われる課題で、たとえば木材や木目調の壁紙を多く採用して木のぬくもりをテーマにしたり、天井を大きくドーム状にして全体に照明がいきわたるようにしたり…など、日本全国様々な工夫が見られます。


しかし大半を占めるのは新線開業の際のデザイン的な「工夫」であり、すでに区画の割り付けなどが決まっていたり、極端に都市部を走っている主要路線では工事は至難の業。

古臭いイメージを持たれがちな「大阪市営地下鉄」が今回、今までの印象を払拭して明るい駅構内づくりにおいて、新しい方法を打ち出してきました。

地下鉄御堂筋線の駅構内でBGM放送を始めます

 お客さまにより快適に地下鉄をご利用いただくことを目的として、平成28年4月15日(金曜日)から、御堂筋線の全駅の駅構内(改札階、通路等)でBGM放送を開始します。 
  
  
1 開始日 
  平成28年4月15日(金曜日)から 
    
2  放送場所 
  御堂筋線 全20駅のホームを除く駅構内(改札階、通路等) 
    
3 放送内容 
  株式会社USEN提供の音源から当局がセレクトしたジャンルの音楽を終日放送します。
また、放送する音楽は時間帯に応じて変更します。
 営業開始~11時:ジャズ・ステーション(モーニング)など
11時~17時:J-POPボサノヴァBGMなど
17時~営業終了:J-POP JAZZ COVERSなど 
    
4 その他 
  年末年始や季節の行事・イベント等の際には、放送するジャンルを変更することがあります。 


時間帯に合わせ株式会社USENが提供する音楽をBGMとして、ホームを除いた駅構内で放送するというもの。

おそらく試験的に用いられているもので、御堂筋線の各駅のみで放送されています。

ちょうど天王寺駅を通りかかった際にBGMが実際に放送されていましたので、Twitter用に投稿した動画をそのままお借りしてご紹介いたしますね( ・ω・)b

撮影場所は御堂筋線天王寺駅、JR線の東口から近鉄大阪阿部野橋駅へ通じる連絡通路も兼ねている改札口で、終日多くの客でにぎわいます。

谷町線との連絡通路を兼ねている改札口とは異なりますので、BGM放送対象ということになったのでしょうか…。


雰囲気は動画で見ていただくとわかる通り、少しおしゃれな喫茶店のような感じで、個人的にはアリですかねぇ…ヽ(*´∀`*)ノ

不思議とBGMが加わるだけで明るくなったように思います。

派手な曲も流れないようですし、これはなかなか好評を得そうな取り組みでよろしいですね(*´∀`*)
※ホームでは安全に支障をきたす恐れがあるため流されておりません。


以上、御堂筋線におけるコンコースでのBGM使用開始の記事でした。

それでは~


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