駅構内を明るく彩りたいーー
地下鉄や地下区間の駅でよく言われる課題で、たとえば木材や木目調の壁紙を多く採用して木のぬくもりをテーマにしたり、天井を大きくドーム状にして全体に照明がいきわたるようにしたり…など、日本全国様々な工夫が見られます。
しかし大半を占めるのは新線開業の際のデザイン的な「工夫」であり、すでに区画の割り付けなどが決まっていたり、極端に都市部を走っている主要路線では工事は至難の業。
古臭いイメージを持たれがちな「大阪市営地下鉄」が今回、今までの印象を払拭して明るい駅構内づくりにおいて、新しい方法を打ち出してきました。
地下鉄御堂筋線の駅構内でBGM放送を始めます
(以上、大阪市交通局 公式ホームページより引用)
時間帯に合わせ株式会社USENが提供する音楽をBGMとして、ホームを除いた駅構内で放送するというもの。
おそらく試験的に用いられているもので、御堂筋線の各駅のみで放送されています。
谷町線との連絡通路を兼ねている改札口とは異なりますので、BGM放送対象ということになったのでしょうか…。
不思議とBGMが加わるだけで明るくなったように思います。
派手な曲も流れないようですし、これはなかなか好評を得そうな取り組みでよろしいですね(*´∀`*)
※ホームでは安全に支障をきたす恐れがあるため流されておりません。
以上、御堂筋線におけるコンコースでのBGM使用開始の記事でした。
それでは~