遅延レポ(2016,06,11) 夢にまで見たレアもの「JR三山木行き」

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おおさか東線の鴫野から新大阪間新規開業へ向けた大規模工事の影響で6月11日、数度目の京橋─放出間予告運休が行われました。

尼崎から京橋まで、JR東西線区間は15分に1本の間隔で快速か区間快速が運転され、また放出から四条畷方面は1時間5本の体制がとられました。


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割と誤解を与えそうな表記ですが…まあつまるところ、予告しておいても聞いていない旅客というのは想定外に多いため、こうしてわかりやすく当日中に警告していたようです。
(運休するのは学研都市線の一部区間のみで全線ではございません)


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この日のために用意された臨時ダイヤの時刻表はこちら。

それぞれ321系、201系電車の顔が印刷されており、案内放送も
「京橋方面振替代行輸送をご利用のお客様は、この後にまいりますおおさか東線の緑色の電車にご乗車ください」
「次の四条畷方面の電車はこの後にまいります銀色の電車をお待ちください」
といった風に呼応した色で行われており非常に丁寧でした。


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それではこちら。

「山」と注記があるのに凡例に意味の載っていない謎の列車。

メインディッシュの方からご紹介しましょう٩(。•ω•。)و

JR三山木行き

まずは自動放送から!
きちんとパーツも用意されており自動放送も流れていました。

元のダイヤがある状態で「変更」を行って対応した場合には元列車との差分が変更箇所と認められその旨の案内がおこなわれますが、今回のように「いったん真っ新に書き換えられた」場合にはあたかも定期列車であるかのように案内されます。

それゆえ「本日は行き先を~」とは案内されませんのでご注意を…(*´∀`*)


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▶撮影:kinokuni283様(リンク

まずは側面表示から!

この際私は放送を収録しておりまして、撮影は別の方にお任せしておりました。

ROM更新後はじめて表示された…とかのはずです()


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▶撮影:kinokuni283様(リンク

前面表示はこちら!

321系が充当されまして、昨年度の207系のものと組み合わせるとちょうど1セットそろうという。

果たしてこれは偶然なのか、仕組まれていたのかはさておきまして。


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駅表示はこちら!

放送が対応していれば表示も基本的には対応しています。
長年眠っていた表示がようやく二度目の使用にありつけた…と。長い戦いでしたが、次に日の目を見るのはいつになるやら()

なお急いで撮影したため英語表示のピントがわずかにあっておりません。ご了承くださいませm(_ _)m

[H]普通・木津行き

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最後に同様の運休が行われた際はまだ路線記号とラインカラーの変更直後でライムグリーンカラーの旧学研都市線幕も多く見られましたが、路線記号の追加とともにご覧の通り。

通称「ピンクでHな学研都市線」と呼ばれる名路線の誕生です(?)


まずは木津行きから。

こちらは朝ラッシュ間際くらいしか通常は見ることがかなわないなかなかレアな電車の一つですが、この運休臨時ダイヤ時には快速がすべて運休となってしまいまして代替列車が必要なため、割と頻繁に設定されます。

[H]普通・同志社前行き

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「なんや、ただの同志社前行きかい」と思った皆さま、侮ってはいけません。

実は「快速の同志社前行き」は腐るほど存在しますが、普通列車同志社前行きは(見落としていなければ)通常ダイヤではなんと0本

こういう界隈に詳しい人ならグッとくるレア度でしょうが、しかしこういった界隈に詳しくなければ「結局は同志社前行きやん」で片づけられそうな話題でした。


[H]普通・奈良行き

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そういう方にも分かりやすいレアなものを持ってくるとこうなる訳ですね( ・ω・)b

そもそも学研都市線から奈良へ直通する列車が少ないため、また木津まで普通が足を延ばすことも少ないためこの設定は快速にしか存在しませんが、先ほども申し上げた通りただいま快速列車は絶賛運休中。

ゆえに普通列車にこの役目が回ってくるわけですね(*´∀`*)


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ちなみにこちら。
本来であれば「木津方面奈良」と表示されそうなものですが、なぜか車内表示、車内表示ともに関空特急はるか号の「京都・米原」スタイルを保ちます。

木津到着後にきちんと「奈良」単体に変わるのかという疑問もさておきまして。

[H]普通・京田辺行き

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そして最後にご紹介するのはこちらの京田辺行き。

こちらはすべての種別を通して設定数自体が少なく、一日に10本無かったような…気がします。

その行き先の特異性からか、やはり撮影者の数は大変多かったですね(*´∀`*)


以上、東線関連工事によって設定されたJR三山木行きと、そのほかの列車についてのレポート記事でした。

ご一緒させていただきました、kinokuni283様、ecru様、お疲れさまでした。



それでは~


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