青の交響曲 自動放送概要(2016,11,05)

9月10日に運行開始を開始して早2ヶ月が経とうとしております今日この頃。ようやく青の交響曲の放送を録音することができましたので、投稿いたしました。



交響曲と書いてシンフォニーと読む当て字で強いインパクトを植え付けたこの観光列車。

コンセプトは「上質な大人旅」で、車両の方も気合を入れた改装が施され、全車両が特別車で運転されます。


しかしながら紅葉の見頃もすっかり終えた吉野山に行く足は少なく、早くも空席がちらほらと目立っているそうな。

本当なら実際に乗車してみて「見て見て!こんな魅力があるんやで!!」と先にアピールしたいところなのですが、あいにく駅放送と乗車の併用は難しいものがありましてですね…(;´・ω・)

また近々、空席が出ていれば乗って見たいと思います。


さてお待ちかね、満を辞して登場した南大阪線初の観光列車「青の交響曲」の、駅自動放送の特徴をお伝えしようかと思います。

専用に用意されたパーツばかりの放送

2つ目、3つ目の放送をお聞きいただくとわかる通り、この電車では声色も音量も異なるパーツがいくつか見受けられると思います。

それもそのはずで、実は青の交響曲の運行開始に伴って導入された新パーツが数個存在するのです。


当然ながら「青の交響曲」と名のつくものは新しく加えられたものなのですが、その他にも

「特急「青の交響曲」には乗車券の他に特急券と特別車両券が必要です。特急券、指定番号の席にお座りください。」

「電車の番号は前から(後ろから)1号車、2号車、3号車の順です。」

の2つが新しく追加されています。


1つ目は同じく青の交響曲と付くものですから当然ですが、注目すべきは2つ目。

この今までに持っていても何らおかしくは無い号車案内が新しく導入された理由ですが…。


青の交響曲は3両編成で、両端が客車、中の2号車がラウンジカーとなっています。

元々のパーツは「電車の番号は前から、1号車、2号車の順です」というもの。

でも3両しかない電車なんだから、新しく追加するついでにもう全部流しちゃえー…となったのか、これだけ新しく用意されていました。

これは新放送を用いている大阪阿部野橋のみならず、全ての停車駅で更新されています。
(でも4両の特急では相変わらず「1号車、2号車の順です」を使っておりまして…これもなかなか謎です。)


また大阪阿部野橋では青の交響曲到着時、「近鉄特急「青の交響曲」をご利用いただき、ありがとうございました」と流れる専用の到着放送が用意されています。

こちらは先日の五位堂検修車庫での公開時にROMの中で見つけたものなので、実際に流しているものかと行ってみれば見事に…(*´ω`*)

他にも近鉄では観光列車として「しまかぜ」などが運転されていますが、見逃していただけでそれらも専用の到着放送があるのかもしれません。

こちらも近々調査せねば!


ちなみに先着案内で「古市、あべの橋へは後の特急「青の交響曲」が先に到着します」と流しているものや、「高田市、橿原神宮前へは後の特急「青の交響曲」が先に到着します」などと流す放送は、収録した限りではありませんでした。

観光列車とはいえ専用のダイヤがあるわけではなく、特急を1本運休して代走させるような形式なのであるかなーとは思ったのですが…残念です。

以上、「青の交響曲」関連の放送についてでした。


それでは〜!


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