もはや春秋行楽シーズンの名物となった嵐山行き直通特急の季節が今年もやってまいりました!
まずは動画をご覧ください!
天下茶屋行きを一本、嵐山行きは男女声で二本収集しており、そのあとに送り込みの回送車とおまけを入れています。
「通過」は未収録です。申し訳ありません。
詳しい解説は動画内に記載しましたのでそちらをお読みくださいませ(*´ω`*)
なお男声での嵐山行きは、音声をStation Furooke様の以下の動画よりお借りしています。この場を借りてお礼申し上げます。
後にも先にも滅多にない地下鉄線内通過の運転とあり、毎年設定されているにも関わらず多くの鉄道ファンの姿を見かけました。
非常に気になるところですが、別に「次は天下茶屋まで停まりません」などといった特別な案内パーツが用意されているわけではなく、「停車駅は天下茶屋です」といういかにも“パーツがなかったので無理やり対応させました”と言わんばかりの案内様式となっていました。
このため大阪市営地下鉄で唯一両数の案内を流す運転になっているところも注目です!
なお臨時ながら、仮にも唯一通過駅がある設定ですが、英語で通過駅や種別そのほか一切の案内は流しません。行き先だけです。
漂う違和感
女声はまだマシですが、男声の方は特に「直通 / 特急」と無理やり繋がれたような猛烈な違和感が否めず、また声色もまったく異なります。
…というよりかは、この部分だけどうにも京阪電車の駅放送の中の人が担当しているように思えるのです。
というわけで「おまけ」パートにて、実際に京阪電車の駅放送に組み込んでみたパターンを入れてみました。…いかがでしょう、同じ人が吹き込んだように聴こえませんか…?
その際は担当されていた方が亡くなったためでしたが、今回は…まだご存命のはずですし、さてなぜ別の方を採用したのやら…。
変な表示
これはこの列車のみに限った話ではないのですが、この電車では“ある表示”が短すぎるために、あってはならない日本語のミスが生じています。
それがこちら。
停車駅は天下茶屋に停車します。
実はこれ、日本語的に矛盾を抱えながらもスクロールの文章が長い場合に有効な手段で、私も結構好きな流し方なんですよ。
次の画像をご覧ください。
再現表示は こちら からお借りしました
このように停車駅が長い場合には、途中までしか見ずとも逆に途中から見ても、きちんと意味がつながる文章になります。
本来この表示は準急か、臨時だとしても阪急線に乗り入れる電車でしか流れないため、いずれも多少文の長さがあると見込まれて正式採用されたのでしょうが…このような亜種もある場合の対応もしてほしかったように思います。
それでは~!