鶴橋駅 階段いっぱいののりかえ案内

JR大阪環状線との乗換駅である鶴橋駅は、常に多数の旅客でごった返しています。

この駅において特に注意しなければならない点はずばり、乗り換える環状線の電車によって上る階段が異なるところです。


内回りの電車ではホームの大阪難波より端の階段を、外回りの電車ではホーム中ほどの階段を上がる必要があります。

しかし慣れない人ほど「内回り」や「外回り」の違いに気づかず、上って違う電車に乗ってしまうということも往々にしてあるようで。

これを防止するため最近、階段にある工夫が施されました。


イメージ 2

ご覧ください、この迫力!

エスカレーターに乗ってらっしゃる人と比べると大きさが分かりやすいかと思います。かなり大きいです。

踊り場までの一面に描かれた大阪城と方面の案内。これでもかとばかりに存在感を主張しています。


イメージ 3

詳しく見てみると構造は意外に単純で、階段1段ごとに文字の配置が決められているようです。

今まで外回り、内回りは文字のみでの案内でしたが、このサインでは円を用いて進行方向を効果的に表現しています。

しっかり4か国語で表記されているところもポイントが高いといえるでしょう。



イメージ 1

では対して外回りホームへの階段はというと、こちらは自社における"あべの"のシンボルともいえる、あべのハルカスが描かれています。

あべのハルカスを〔〕括弧でくくる点は既存の案内サインにのっとっています。


イメージ 4

拡大するとこのような形です。

限られたスペースに情報がうまく集約されています。



こういった案内が実施できそうなところといえば、ほかには大和八木駅大阪線への乗換階段などが該当しそうです。

いやでも目に留まる圧倒的な存在感。ぜひ生かして誤乗を減らしてほしいところです。


それでは~!

Written by Yatatetsu ... All Rights Reserved