無くしてわかる最寄路線のありがたみ

24日、午前7時。近鉄南大阪線が大雨の影響で遅れていると聞き、いつもより早く家を出ないとなあと思う。
 
午前8時、運転見合わせの通知。おお、これは大義名分で一時限休めるのではないかと期待に胸踊る。
 
午前9時、終日運転見合わせ確定。焦燥感が一時限休めるというワクワクを勝る。
 
午前10時、もはや自分は矢田から動くことすらできなくなっていたのだと悟る――
 

 
こんにちは、やたてつです。
 
近鉄南大阪線は復旧まで相当かかるとのことでしたが、一夜明けた今日の16時ごろに全線で運転を再開しました。
 
現在もダイヤ乱れが発生しており、また本数を間引いての運転となっているようです。明日の朝には概ね通常ダイヤでの運転となっているでしょうか。
 
ともかく迅速な運転再開に感謝してもしきれません。夜を徹して復旧作業にあたられた皆様、本当にありがとうございました。
 
 
今回の運休騒動を通し、地元から近鉄が消えるとどれほど生活が困難になるかというのを実感させられました。
 
…「消える」というのは大げさですが。
ともかく、今まで当たり前だったものが当たり前に使えなくなったときの絶望感は半端ではありませんでした。
 
 
近鉄の利用者は少なからず「近鉄は止まらないから大丈夫」という根拠のない自信を持っています。
わたしも幾度となく「近鉄は止まらないから大丈夫」という持論を展開してきました。
 
自分の中で近鉄が止まらないというのは当たり前。やつが止められるということは記録的な災害に近いだろう。
何があろうと近鉄が数日単位で止まるということはまったくの想定外で。
 
そして近鉄が止まってしまった今、私は成人するまでにもなって、人生で初めて「あれ?これどうやってあべのに出ればいいんや」と試行錯誤するわけです。
 
自分の日常は本当に近鉄があることで成り立っていたのだと痛感しました。
 

 
明日からはいつも通りの電車がー…(*´ω`*)

これでまたあべのまで10分で行けるようになります。大変うれしいことでございます。


これからも安全運転を第一に、“「いつも」を支え、「いつも以上」を”よろしくお願いいたします。

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