「ヒゲ文字」探訪記《番外編4》 どこでも見られるヒゲ文字

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これまでは各駅固有の「一点もの」のヒゲ文字ばかりをご紹介してきましたが、実はヒゲ文字の中には長堀鶴見緑地線今里筋線など、比較的歴が浅い路線を除いてほとんどの駅で見られるものがあります。
 
今回はそちらをご紹介しておきます。
 

散水栓

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壁をよーく観察すると、だいたい20m間隔ぐらいでこういった金属のカバーが見られます。この金属のカバーに書かれている「散水栓」の文字がヒゲ文字となっていることがあります。
 
散水栓は簡単に言うと「蛇口」です。清掃する際などに使用するための蛇口を収納しています。
 
 
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中央線朝潮橋駅にて。

このように「散水栓」が床に設置されていることもあります。
 
 
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ただしすべての「散水栓」カバーがヒゲ文字というわけではありません。
中にはヒゲの無いヒゲ文字のカバーもあります。
 
見分け方としては「散」の「月」の1画目が左に曲がっているか、まっすぐ伸びているかでしょうか。
 

消火栓

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消火栓はその名の通り火災を鎮火するための放水口です。
 
これも20mごとくらいに設置されていますが、駅によってはヒゲ文字になっている場合もあります。
 
 
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大半の駅にあるヒゲ文字ではない「消火栓」の看板はこちら。文字は浮き出ていることもあります。
 
見分け方は「火」の左の点が↘方向に打たれているか、↙方向に打たれているかです。前者であればヒゲ文字です。
 

 
こういった「ヒゲ文字」の姿も見ることができますので、ヒゲ文字散策のついでに探してみてはいかがでしょうか。
 
特に「散水栓」のヒゲ文字率はかなり高めです。
 
 
それでは~。
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