LED発車標
世の中には様々な発車案内が存在します。それこそ今はやりの液晶発車標も存在するわけですが、個人的に推したいのがLED発車標。再現がしやすい、架空の表示も作りやすいというのが一番の理由です。
そして私が個人的に爆推ししたいのがこちら。JR西日本のフルカラー24ドット発車標になります。
そうなんです。
めっちゃ見やすいんです。
ただゴシック体教信者としては、表示が明朝体と言うのがなんともやるせない。今回はこの表示をゴシック体にするとどれだけ見やすさが変わるのかを検証してみました。
使用フォント
使用するフォントは次の通り。
小糸製作所という会社が製作している表示で使用されているゴシック体がどうしても使いたくて自作した「小糸っぽいゴシック」と、
Frutigerをゴシック体化したオリジナルフォント。表示の幅に合わせて縮小したときにも統一感が出せるよう、同じ系統のフォントを幅違いで何個も用意しました。
今回はこれら2つのこだわりのフォントを使って架空表示を作成します。
実際の表示
実際の表示がまずこちら。表示はyoshi223様の製作された表示シミュレーターより引用させていただきました。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
*シミュレーターはこちらから
http://r113.sakura.ne.jp/p/hasshahyo/jrw-osaka-fullcolor/index.html
表示を変えるにあたってルールを設けました。
・表示の割り付けは変えないこと
(勝手に行き先表示の枠を大きくしたりするのは×)
・表示の形式も変えないこと
(「普通」の枠を消したりするのは×)
・文字の配置も変えない
(Higashi-Kakogawaを2行から1行に変えるとかも×)
つまり変えていいのは文字だけということです。
以上の条件のもと、ゴシック体にして作成した表示が次になります。
どうでしょう、
もっと見やすくないですか。
明朝体特有の線が太かったり、細かったりという“見づらさ”が解消され、目がチカチカするような不快感も軽減されたはずです。
しかも英語表示のフォントは案内サインの英字と同じフォントをモチーフにして作っていますので、より全体システムに一体感が出るはずです。
次にほかの駅に導入する際にはぜひゴシック体化も検討してほしいと思います。まあこのブログなんて見られてないでしょうけども。