さよなら、橿原神宮前と富田林行き準急

南大阪線といえば何が有名でしょうか?
 
まるで近鉄を凝縮したかのような、さまざまな要素が詰まっています。
 
それは、人により違うでしょう。
・妙に便利な準急
・特急第一主義ではなく、急行にもある程度の利便性を持たせる
・他社(JR)と対抗
・大量の直通運転
・分割、併結の多様性と速さ
いろいろあります。
 
しかし、南大阪線には、他の近鉄路線にはない、ある特殊列車があることで有名です。
それが、「橿原神宮前と富田林行きの準急」。通称「併結準急」です。
 
ラッシュ時に橿原神宮前方面、富田林方面への通勤客を一気に補うための運用で、他県などからの鉄道ファンでも、「この電車だけは見てみたい!!」という方もいます。
 
しかし、この3月の改正でその電車はすべて、名称上は消滅します。
(※運用上は存在しますので、ご注意ください)
 
どういった風に変わるかというと、「富田林行き(後ろ◯両は古市で切り離し、橿原神宮前行きになります)」という案内です。
(ただし、朝の1本に限り「橿原神宮前行き(後ろ◯両は富田林行き)」に変更)
 
今回は、その電車の撮影へ行ってきました。
 
※動画はおまけ以下なので、放送をBGMとしてお楽しみください(笑)
 
イメージ 1
 
ダイヤ改正により、運転区間の変更がおこなわれる列車一覧より抜粋しました。
 
赤で囲んでいる列車が、今回消滅する併結準急です。
 
案内が変わるだけで、運用上の変更はありません。
しかしながら、当然案内は「富田林行き準急」になるでしょうし、表示や放送などを見たりできるのもそろそろ終わりです。
 
今回はその中でも、19時04分発の併結準急を撮影しました。
(録音したのは19時34分発のものです)
 
 
 
…今回の改正では、運用が変化したのか、ほぼすべての電車の切り離し両数が変更となっています。
 
 
ここまで大幅な変更で、「一部列車の区間変更~」とまとめましたね…
 
発着番線も変更が大量に出ていますし…
 
イメージ 2
発車ディスプレイの表示です。
 
横がかなりぎゅうぎゅうです。
英語表示も詰めて表示されています。
分割に関しては、下に簡素に書かれています。
イメージ 3
 
ソラリーはこちら。
 
ソラリーの場合は、縦に並べて表示しています。
英語表示は立て並べではなく、横に並べて表記されています。
 
…しかし、あべの橋もソラリーが長持ちしてますね(笑)
イメージ 4
車内表示はこちら。
ずれてますが、ノータッチでお願いします(汗)
 
英語表記は「and」などの表記はなく、「・」で区切られていました。
 
 
イメージ 5
 
電車の全景です。
 
ライトが強くて幕がつぶれてしまってますね…
 
駅員による誤乗防止の肉声放送がよく入るため、自動放送をフルで録音するのは運だったりします。
たまたま今日はあまり放送をしない方でよかったです(笑)
イメージ 6
 
前面幕です。(側面幕は省略します)
 
こちらは、英語は日本語の直下に表示されています。
統一性がないんですよね(笑)


今週金曜日がラストランです。
 
撮影に行きたいですが、JRのほうが乗車位置表示撮影の面で忙しいですからね…
 
大変です。
それでは~
 
 
Written by Yatatetsu ... All Rights Reserved