今更の話ですね。何年近鉄南大阪線使ってるんだと自分に言いたいです。
なぜか関西私鉄のこだわりとして、「車両は大体これくらいだから大体みんな乗車位置わかってくれるよね?」みたいなのがあり、関西で乗車位置放送をしてるのは阪神と京阪くらい。
それ以外はまったくなし。
電車が来ると言ったらみんなが大体の位置で勝手に並び始めるのが関西クオリティ。
しかし近鉄は違います。
なんと乗車位置が両数で異なる。つまり運次第なわけです。
乗客はどうするかって?乗車位置のプロ(=通勤客)がやってきます。
今回は近鉄南大阪線のパターンです。
近鉄南大阪線では、5両以下の編成の場合の「◯」(無印の丸)と、6両編成の場合の「⑥」の乗車位置があります。
JRのように「◯1~6」などと4扉なら4扉の位置。というわけではなく、同じ4扉ですが両数で位置が異なります。
どちらに並べばいいのでしょうか…?時刻表を見ても書いてませんし、電光掲示板なんてありません。
そこにプロ登場。
場合場合に臨機応変に対応することが大事なんですね。なんとパターンがあります。
パターン1 両パターンの乗車位置が隣接している場合
40メートル~30メートルに一か所ほど、6両とその他編成の乗車位置が隣接してる場所があります。
その周囲は人が多いですね。どちらの編成が来ても乗車位置が目の前に来ますから。
パターン2 乗車位置がバラバラの場合
乗客は接近放送と同時に電車を見ます。
そして数えるのは両数。早く数えたもの勝ちです。
5両以下なら無印の「◯」に、6両なら「⑥」の位置に並べば勝ちです。
ただし座れるのは日中だけ。そこが難点。
パターン3 最初からあきらめる
最初からあきらめておいて、大体入った後に最後に入ります。
するとどうでしょう。ドアにもたれれるではありませんか。
しかしこれも運次第。場合によっては入りづらい場合もありますし、そこが難しいところ。
他にも他社は他社で並び方はありますが、ここまで異なる乗車位置があるのに乗車位置という概念がない会社もすごいところ。
しかもこれに対策をする気はない、と。
いつ入るんでしょうね(笑)
それでは~