これはひどい!和泉府中駅の電光掲示板バグ

電光掲示板────
最近は時刻表に変わり、その時間帯から最も早く発車する順に列車を表示する、よく見かける設備です。
 
今回紹介する和泉府中駅にも設置されていますが、型も古いようでよく素子欠けやバグを起こしています。
今に始まったことではありませんし、日常茶飯事ともいうべき光景だったりします…
 
もちろん電光掲示板も電子機器です。経年劣化によるバグというのはつきもので、仕方ないものではありますが…
 
これはひどかった。

通常はこんな感じ

イメージ 1
まずは「本来は」どのようなものなのかを見ていただきましょう。
 
和泉府中駅では先日、新駅舎の使用が開始されたため、このようにきれいな表示も存在します。

[序章]素子欠け

まずはよく起きているバグから。
 
 
イメージ 2
この「送」に入っている、赤や緑の線というのがバグの部分です。
 
この程度だとまだまだ大丈夫。
 
これは比較的多くの駅で見ることができます。
 

そして謎バグ 素子欠け&無点灯

イメージ 7
 
 
 
横に緑色の線が入ってる上、文字にも無点灯の帯が入っています。
 
で、上の画像を見ただけでは「状況の理解」は難しいはずです。
 
このバグの恐ろしいところは、ここまで派手にやっちゃってるんですもの。
 
 


イメージ 8
上にあるのがほぼ本来の表示で、下の段がバグの発生してる段です。
 
8ドットごとに1列縦に点灯していないため、数字の「1」などが意味不明になっています。
イメージ 9英語表示に至っては画像のぶれ方までひどい
 
英語の部分がわけのわからないことになっています。ですが、まだかろうじて解読は可能です。
イメージ 10ですが、スクロールになると途端に意味不明になります(笑)
 
 
な…なんだこれは…
 
 
実際に動画を見ていただきましょう。
このありさまです(笑)
 
 
 
 
正直、これで外国の方には通じるのかが疑問です。
 


で、なぜこのようなバグが発生してしまったのか。なぜ8列ごとなのか。これには理由があります。
 
JR西の電光掲示板の表示というのは、通常は8ドット区切りで設計されているためです。
 
 
例で解説します。
まずはよく見かけるイメージ 11の表示。これは…
 
イメージ 3拡大してドットごとに分けますと、こもように8の倍数、つまり8ドットが基準となってることがわかると思います。
 
そして加工します。
イメージ 4黄色で囲んだドットは、8列区切りの先頭の行です。
 
これを機械的に変換する際に、何らかの不具合で変換されなく表示されなかったとしましょう。
 
イメージ 5
この部分が表示されないわけです。
 
…で、先ほどの画像と照らし合わせてみましょう。イメージ 6
 
バッチリ合致してます。
 
 
このようにしてバグが発生することもあり、見ていて面白いです(笑)


和泉府中駅の電光掲示板含め阪和線の電光掲示板はバグが多いため、特に珍しいものでもなかったのですが、一応面白かったので取り上げてみました。
 
それでは~
 
 
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