阪和線 新システムの表示を調査(第六回)

イメージ 11“B快速”とは、阪和線で運転されている「準快速」のような種別です。
 
区間快速より早く、快速より遅い。紀州路快速とほぼ同じ停車駅という列車。
 
駅ホームに設置されているものも含め、ほとんどの時刻表では単なる「快速」として案内がされています。
 
駅の時刻表でさえ「快速」と案内するくらいですから、電光掲示板も「快速」…かといわれればそれは違います。
駅の電光掲示板や自動放送ではきちんとイメージ 1と案内されている、不思議な列車種別。
 
これが新システムへの更新の際に「ついに案内さえ消えて、普通の快速という扱いになるのでは…」と噂されていましたが、果たして…
 

増えたものと消えたもの

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前回の続きからまいります!
 
再び1番線に戻ってきてみると、特急くろしおが入線中。
 
 
 
「列車がまいります」という表示はけっこう大阪駅などで見ますが、和歌山駅で見るのは新鮮ですね~。
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以前のシステムでは、列車が完全に発車するまでホーム・改札のものでともに表示されていましたが、新システムでは列車の発車1分ほど前になると改札のものから表示が消されます。
 
すこし進歩した点でしたが、逆に退化した点もあります。
 
 
旧システムでは列車が発車する1分ほど前から
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というふうに点滅をするようになっていたのですが、新システムではこの点滅動作がなくなりました…
 
 
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また、旧システムでは「和歌山駅り」という表示だった当駅どまりの列車の案内も…
 
 
 
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このように変わりました。
 
 
3段目に表示されている「当駅止」がその表示です。

“B快速”は受け継がれるのか

さて本題。B快速のお時間です。
今回撮影するのは、和歌山駅17時04分発のB快速 天王寺行き。
 
16時31分発の紀州路快速が発車するとすぐに表示されます。
 
果たして…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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B快速キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
そこに表示されているのは、今までと同じ「B快速」の表示!
 
 
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B.Rapidキタ━━(゚∀゚)━━!!!!
英語表示は少し変わり、今まではイメージ 3でしたが、新システムではハイフン( - )がピリオド( . )に変更されています。
 
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ちょっと寄り道です。
 
 
 
 
 
せっかくB快速が表示されたんですし、ちょっと変わった表示の「ある駅」まで戻りたいと思います。
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…とその前に、山中渓駅で3文字タイプの「B快速」を撮影。
 
特段変わった表示というわけではなく、先ほどの「B快速」から両端のスペースを取り除いたものとなっています。
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英語表示もそのまんま(笑)
 
 
…で、面白いのはここから。
 
お忘れの方はいないでしょう。
この駅!!


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ツメツメキタ━━(゚∀゚)━━!!!!
やっぱ長滝!ツメツメ具合が素晴らしい(笑)
 
 
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英語表示もなかなかの詰め具合。
 
この調子だと「区間快速」も詰めてくれてるんでしょうね(笑)
 


次回へ続く!
 
 
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