この遅延により放送された、レアな自動放送をまとめた動画を投稿しています。
記事を見る際にBGMとして、ぜひお聞きください。
線路内人立入
20時42分 それは突然表示されました。
抑止表示機に表示されたのは、名称通りともいえる「抑止」の文字。
つまりしばらく運転するな、と。
すでに80分も電車が止まっていたわけですから、通勤客の怒りはピークに達しています。そこに抑止…
抑止の原因は、天王寺駅で発生した線路内人立入。
なに線路入ってんだよ。
とんだバカ野郎のせいで、ここからまた25分間、抑止が続きます。
抑止表示から約5分。
ホームに上がった乗客は、車掌さんに「電車がしばらく動かない」と聞かされて徐々に改札へ戻っていきます。
みなさん…やはり振り替え輸送に手慣れてらっしゃる。
※この時間帯、桜ノ宮の南口は駅員がいないため、強行突破する方もちらほら…(笑)
改札の電光掲示板はこのようになっています。
運行表示板は環状線が「取りやめ」を表す赤色に変えられ、見事な赤い輪を描いています。
電光掲示板は何を思ったか、線路内人立入に関して一切何も流さず遅延時分も放置されているようで…。
来ない電車に「到着まで」を出すのやめましょうか…。
ホームには内回り電車がまだ止まってますし。
遅延時分は電車が動いていないため更新されてませんが、それでもとんでもないことに…。
*各「運行管理システム」の遅延時分は、電車が運転されている状態で通常ダイヤとの差を表示するもので、抑止されている状態では比較されないため抑止が終わるまで時間は更新されません。
21:06 抑止解除
あわただしい放送とともに、抑止の解除が放送されます。
この後、動画でも投稿した「両数変更」の区快が到着するわけです。
運転指令的に「かなりこまる運用」。
42A運用と51A運用 いわゆる「ウグイス区快」です。
どうにかして大和路線に排出しなければならない…。
ならばいっそ「区快 奈良方面加茂」として再設定すればいいじゃないか。
その結果、ウグイス区快は約4時間遅れで設定されたわけです。
普段、習い事であまり見る機会のない行先にちょっとテンションも上がります(笑)
一度「運転取りやめ」になり、別のダイヤに車両だけはめこんだため、遅延時分は約90分となっています。
区快発車後、なぜか急に増発されたユニバシティ方面桜島行きに乗車します。
ここまで大規模に線路内人立入で抑止したってことは…
「遅れ120分以上」が見れるかも!?
←ちなみに桜ノ宮では「100分」が見れました。
名物表示 「120分以上」を見てみよう
まず内回り!
20時の電車の次が21時17分というとんでもないことになってます(汗)
しかし残念ながら見れず!
続いて外回り。
おお!120分以上!!
※表示されている「区快」はすべて大阪始発です。詳しくは前回を参照。
久しぶりですな~。以前と変わらず堂々としてらっしゃる(笑)
撮影しようとしたところ、ちょうど「95分遅れ」も100分になったので合わせて切り取ってみました(笑)
再現はご自由にどうぞ~。
英語表示も付けときます。
けっこう特徴的な表示です。
実はこの後、内回りにも区間快速の「120分以上」が登場しました。
こちら側はちょっと場所を変えて…
連絡通路のフルカラーLEDから撮ってきました!
英語表示はこちら。
環状線と同じような表示ですが、「Over」が妙に大きめです。
弁天町駅の人身事故では、特急はるかに飛び込んだ男性の体が当たった衝撃でホームに跳ね返され、男性は即死。ホームにいた乗客3名に軽い軽傷があったとか。
目の前でホームから落ちて行った男性が飛んでくるとは…とんでもない恐怖体験ですが……やめてもらいたいものですね。
以上、環状線の遅延レポでした。
それでは~