近鉄5200系をご紹介!

自分がキハ120形の次に好きな車両が、何があったか一気に標準軌+4両編成化して、近鉄の5200系まで飛びます。
 
さて、「近鉄5200系」と聞いて、「ああ、あいつか」とピンとこない方のために、詳しくご紹介しましょう。
 
ざっくり紹介しますと、近鉄221系です。
…というか、221系(5200系よりも後に登場)自体が近鉄の5200系の影響を受けているという、けっこうな強者です(笑)
 
イメージ 1また、これにより得た経験により、シリーズ21L/Cカーの設計にも大きく係わりました。
 
…ちなみに、「L/Cカー」は若干イスに設計ミスがあるようで、たまに足元のレバーが壊れており、右画像のように勝手に外れて回転しだすということがあります(笑)
 
 
さて、本題に戻りまして…
5200系は「近鉄221系」ともいえるように、車内は転換クロスシートの3扉車です。
 
そのため、大阪線ではJRと同じく「△印」の乗車位置が設けられており、唯一3扉車の5200系がその位置に止まります。
 
外見を見ていただければ「ああ、こいつか」となるはずです。
 
さっそくご覧いただきましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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こちら。見覚えはあるでしょう。
 
5年ほど前に、いわゆる「体質改善」が行われており、ライト(種別灯)や車内の変更が行われています。
 
あまり編成数がない割に、長距離の急行・快速急行ではなく普通に入る場合があり、暇を持て余している感じです…。
 
 
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車内はご覧のとおり、転換クロスシートが並んでおります。
 
221との車内の最大の違いは、ずばり端の座席。
 
221系ではかならずボックス形式のシートがどこかでできますが、5200系では全席転クロですので、すべて進行方向へ向けることが可能です。
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このシートがなかなかすばらしい!
 
 
感触・居心地もなかなか良く、長時間乗車しても、車内で寝ても心地よさそうです(笑)
 
一応こちらは「団体列車兼用」という扱いですので…
 
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各席には丁寧に、座席番号が振られています。
 
 
 
 
それでいて網棚を備え付けており、団体兼用ということでなかなか豪華な通勤車両に仕上がっています。
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車窓の眺めも良く、各席ごとに仕切られており、カーテンが調節できるのもポイント。
 
 
しかし、これまで上げた点と比べ何よりも「近鉄らしい」配慮といえば…
 
やはり先頭部のこちらでしょう。
 
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小さい子どもでも前が見やすいように、あえて貫通扉の部分のみ窓が長めにされているのです!
 
 
 
 
両サイドの窓が少々高めにされている分、うれしい配慮ですよね~。
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また、この電車は何度も言うように「団体列車兼用」を前提として設計されています。
 
そのため、お手洗いは各先頭車に1か所ずつ存在し、他に2両繋いだとしても6両に2か所も存在するという充実さ。
これなら困ることはないですね(笑)
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5200系は基本的に単独で走らず、大阪線では上本町方に2両、名古屋線では名古屋方に2両をつないで運転されます。
なお、すべての急行・快急に使用されてるわけではありません。
 
もし近鉄大阪線で長距離旅行する際は、3・4両目の△印で待っていればいいことがある…かも(笑)


以上、5200系の紹介記事でした。
 
 
それでは~
 
 
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