長らく使用されていた「優先座席付近では、携帯電話の電源をお切りください。」というフレーズが今、関西では消えようとしている。
JR西日本を含め関西の鉄道各社は、7月1日から車内での携帯電話の利用マナーを改め、「優先座席付近では、混雑時は携帯電話の電源をお切りください。」に変更する。
近年、医療機器の進歩により携帯電話の電波がそれほど影響しなくなってきたことにより、マナーの変更に踏み切った。近鉄などの一部私鉄ではすでに6月現在、「携帯電話の電源をお切りください」といったマナー啓発を止めている会社も存在する。
これに伴い、各社では優先座席を表すシールを変更したり、阪急系列の会社では「携帯電話電源オフ車両」を廃止。代わりに優先座席をよりわかりやすくすると発表した。
全国に先駆けての大がかりな変更だが、現在でも優先座席での携帯電話・スマートフォンを利用する人は少ないわけではなく、実態は変わらなさそうだ。
最近、近鉄の車内放送が「携帯電話をご使用の際は、他のお客様のご迷惑とならないようご注意ください」といったものに変更され、優先座席でも携帯電話の電源を切るよう促すシールが剥されていますが、このためだったんですね～。
阪急系列は特に大きな変化があり、「携帯電話電源オフ車両」という沿線民も名前さえ覚えてないであろう無駄な車両設定が解除されます。
JR西日本では各駅の自動放送でもマナー啓発放送を流している駅が存在しますので、そちらも変更になることでしょう。 (右記動画参照)
…そちらの変更の方が楽しみですね(笑)
先ほども書きましたが、現状でもスマートフォンの普及や中毒ともいえる熱中ぶりで肌身離さず持ち、暇があったらいじらないと気が済まない、という方も多いですので、特段何も変わらなさそうですね…。
それでは～
