三ノ宮駅員のすばらしい放送が…偶然動画に混入!

2013年8月15日。
何度も何度も同じネタを引っ張ってますが、あの伝説(?)の珍行先 「灘行き」の運転日です。
 
この日、JR神戸線では朝から大阪─灘間で運転を見合わせており、ダイヤは「存在しない」に等しいレベルまで乱れていました。
運の悪いことに、灘までは運転を行っているものですから、西明石から普通列車に乗ってくる乗客は三ノ宮駅に殺到します。
 
しかしここで困った事が発生。
 
 
実は振り替え輸送先の阪神、阪急も大雨でダイヤが乱れていたため、「振り替え輸送はお受けできない」となっていたのです。
 
つまり…三ノ宮駅が大変なことになってしまうと(笑)
(ちなみに、運転再開は14時15分ごろに発表。振り替え輸送は14時40分ごろからやっと開始されました。)
 
 
乗客の不満は募るばかり。
 
そんな状況で入れられた駅員の放送が偶然動画に混入しており、しかも称賛に値するほどすばらしいものでしたので、投稿させていただきます!
 
 
遅延時、未だかつてここまでの放送を入れた方が存在するでしょうか?
 
大抵の駅員は、運転状況をただただお経のように棒読みで繰り返すばかり。
正直「ないほうがまし」な放送を、上からの命令で言われたままに放送し続けるだけ。
 
そこにちょっと工夫を加えるだけで、乗客の方にも状況の理解しやすい、これほどまですばらしい放送となるのです。
 
ぜひとも全国のJR駅員に見習っていただきたい放送ですね。
 
 
JR線は、お客様を乗せて走ります旅客列車のほか、重たいコンテナを多数載せて走ります、貨物列車も運行を行っております。
 
このため、JRでは、独自の安全基準をもとに、運転管理を行っております。
どうか、ご理解賜りますよう、ご協力をお願い申し上げます。
 
 
この放送文を、なんとかテンプレート文として、貨物列車の通る全駅に配布できないものでしょうか…(笑)
 
放送の影響もあってか、三ノ宮駅では不満を言う乗客は最低限に抑えられ、他駅と比べて非常にスムーズに流れていました。
 
自分としては「自動放送ですべて補える」という考えの時も多いですが、この放送を聞くと考えさせられます。
やはり肉声放送も、まだまだ捨てたものじゃないですね(笑)
 
 
以上、三ノ宮駅でのすばらしい肉声放送でした。
 
それでは~
 
 
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