トワイライトエクスプレス 弾丸往復乗車! (往路・第四回)

金沢を出ると、自分にとって未知の世界へ進んでいく。
 
先ほどまで頻繁に顔を見せていた521系はどこへやら。噂には聞いていたものの、初めて見た真っ青な413系ばかりも味があってなんとやら。
 
変わって頻繁に顔をのぞかせるようになったのは、まだまだ内装は整ってない真新しい高架駅と、それに続くコンクリート打ちたての高架の線路。
バトンを今にも渡せと言いそうな面構えで、真横を並走し始める。複雑な気分だ。
 


イメージ 11
現在地はこちら▮   ⇒⇒⇒
 
  
 
まもなく高岡につきます。
 
 
 
残り距離は約:1180km   
 
 

トワイライト特製2段重

イメージ 1弁当キタ━━(゚∀゚)━━!!!
 
事前にインターネットで予約しなければなりませんが、1850円で「ある」模様の書かれた特製のお弁当箱に入れられた弁当が味わえます。
※弁当箱目当てです(笑)
 
来たのはいいけども…まだ4時半…ちょっと早すぎる(((
イメージ 2
 
高岡では、特急「北越」こと、JR東日本485系(新潟色)を見ることができました!
 
 
これはいい収穫が見れました(笑)
 
 
北越」自体が6往復しかありませんので、ちょっと貴重ですよね~。
イメージ 3
 
奥には気動車もいくつか見られました。
 
 
 
 
 
「塗装の単色化」が行われている割には、ラッピング列車も多く少々驚かされます。
 

まもなく 富山

イメージ 4
 
並走したり、上を越して行ったりと、在来線を縫うかのように直線を貫く真新しい高架線路。
 
 
 
2015年にまだルートすら決まっていない全線開業に先駆けて、部分開業する金沢─長野間の線路です。
イメージ 5
 
まだホームに時刻表・電光掲示板類の案内は付けられていないものの、外装は完璧。
 
もうすぐ開業ですもんね…うれしいような、かなしいような。
 
開業予定の“2015年春”。
 
何か思い当たる日時が、もう一つありませんか?
 
 
トワイライトエクスプレスの廃止時期と重なりますよね。
 
 
公式では「車両の老朽化」「青函トンネル内の電圧変化」など言われていますが、実際には「並行在来線の私鉄化に伴う線路使用料の発生」により廃止されます。
 
この「線路使用料」とはどういうことか。
説明すると、「他社線の線路に自社の車両を乗り入れさせるときに、他社線に払わなければならない料金」のことで、有名な事例で言えば「しなの・ひだ号の大阪乗り入れ」が今も続いている理由も線路使用料が問題だったり。
大阪乗り入れ問題…JR西日本の特急「しらさぎ」号が米原からJR東海区間に乗り入れるため、ここでJR東海
             対する線路使用料が発生します。これを相殺するため、東海道新幹線が開業してもなお
             「ひだ」「しなの」号の大阪乗り入れを行ってます。
 
線路使用料は、たかが1本程度乗り入れさせる場合でも、3社に払うともなれば億単位でかかることがあるため、収益も厳しいJR西日本としてはなんとか避けたい事態。
選ばれた選択肢が…「廃止」。
 
悲しいですが…あれですよね。
トワイライトエクスプレスの廃止」とは明言されてますが、「24系客車の引退」とは明言されてませんし…(笑)
 
24系 トワイライトエクスプレス編成の、さらなる団体列車としてのご活躍に期待してます(`・ω・´)
 
イメージ 6
 
さて、肝心の富山では、ちょっと見てみたかったこちらの車両に、ついに会うことができました!
 
 
 
 
「末期青色」こと、単色塗装化により、見るも絶えない姿になった413系です。
イメージ 7
 
関西人としては、抹茶色に染まった113系や末期色に染まった113系こそよく見る物の、真っ青というのはあまり見れない存在。
 
 
 
同じ単色塗装とはいえ、ちょっと新鮮でした(笑)
イメージ 8
 
アヤツは…アヤツは…!
キハ120形!!
 
まさかここでも出会えるとは…。
しかも片方はラッピングと来た!
 
ちょっとうれしい収穫です…(笑)

見えない立山連峰

イメージ 9
 
富山を出発すると、「あいにくの天気でご覧いただけませんが…」とイレギュラーな観光放送が。
 
 
 
 
通常ならこのあたりから「黒部ダム」のある立山連峰が見れるとのことですが…残念!
イメージ 10
 
返って車両左側。
 
同じ列車から望む風景とは思えないほど、左右で天気が異なります(笑)
 
 
 
日本海を眺めながらぼーっとしてるあいだに、列車は徐々に直江津へと近づいていきます…。


次回へ続く!
 
 
Written by Yatatetsu ... All Rights Reserved