流れる車窓を、寝ころびながらぼーっと眺める。
今やこの列車を除き、することすら難しくなったことが、おおっぴらにできるのもまた一興。列車はかつての交通の難所 親不知をトンネルで通過し、ついに直江津に到着する。
▮現在地はこちら▮ ⇒⇒⇒
残り距離は約:1100km
親不知
ただぼーっとする。
流れる車窓を眺めながら、何も考えずにゴロゴロする。
こんな単純なことすらも最近はできなくなりましたよね…。
そうこうしている間にも列車は札幌へ向けて進み続けます。
たまに体を起こしてみると、そこには先ほどからずっと顔を見せている日本海が。
「1時間ほどご覧いただけます」とのっ放送通り、たしかに1時間ほど見えつづけ、日没に近づいてはいるのですが…
“Twilight”には程遠いですね(笑)
少々小腹がすいてきたため、ここで夕食をいただきたいと思います!
パブタイムも利用したいですし(笑)
中はご覧のとおり。
ご飯がたこ飯というところもうれしいですね!
*記念にお弁当箱を持ち帰る場合、洗面台もお手洗い付近にありますので、洗うことをお勧めします。
えーと…
薄すぎないっすか?(´・ω・`)
箸を入れてびっくりの薄さ。
ご飯くらい、もうちょっと量が多くてもいいのでは…(笑)
しばらく停車駅も見どころもなく、漫然としていた車内に、親不知に関しての案内が急に入ります。
古くから「交通の難所」として有名だったこの土地。
名前の由来は…
①通行する際に、親は子の心配を、子は親を顧みる余裕すらなかったことから
②平清盛の弟、頼盛の夫人が2歳の子を落としてしまい、波にさらわれてしまった際に詠んだ歌から
…といった説があり、はっきりとはしていませんが、とりあえず命を落とす程度の交通の難所だったと。
直江津へ
列車はついに直江津駅へ到着!
きちんとJR西日本の駅名のみ青色になってるあたり、芸が細かいですね(笑)
この駅ではきっちり10分間停車を行います。
多くの方が先頭へ移動しますが…
そこは初めて自由に行動できるJR東日本の駅。
探索に行ってみたいと思います(笑)
まずは向かい側に停車中だった、115系長野色から。
「長野色」よろしく…
行き先は「長野」!
さすがです(笑)
改札の方へも行ってみましょう。
もちろん目当ては電光掲示板!
トワイライトエクスプレスは画像には写っていませんが、はくたか21号 越後湯沢行きの発車待ち中です。
トワイライトエクスプレスの表示はこちら!
直江津駅のものは不思議なことに、方面・路線名表記には英語表記があるにもかかわらず、英語表示はないという変わった表示板です。
列車名は種別・時刻との交互表示で対応します。
寝台列車のマークがある辺りがとてもいいですね(笑)
3・4番線には不思議な表示がありました。
越乃Shu*Kura…と。
…何者!?
種別は…「全車指定」。
…なるほど。わからん((((
「快速」「普通」などの種別のほかに、まさか「全車指定」という種別があったとは…さすがJR東日本。(殴)
冗談は置いときまして…。
調べてみたところ、新潟D.C.に伴って運転されている、列車内で地酒を楽しむ臨時快速列車のようですね~。
しばらくして、3分遅れてはくたか21号が到着、発車しました。
こういうのもあるんですね~。
先行列車も発車し、列車はついに出発です。
それでは~