逆転現象
昨日の吹田総合車両所公開のレポート記事をご覧の方なら「これは前にも…」と、いわゆるデジャヴに襲われることでしょう。
近鉄の鉄道まつりでも、普段はけん引する側の事業用貨車が引っ張られる側になってらっしゃいました。
しかも京阪よろしく顔も付けるという芸の細かさ…はいいとして2両繋げるってどうよ、2両って((((
確かにほぼ台車のみの貨車ですので軽いのは軽いですが、小学生以下の子ども十数名に2両は正直きついのでは…?
こんな感じで適当なものだけ見て、クレーンでの吊り上げすらも見ずに検車庫を離れました。
しかし検車庫内だけが五位堂車庫ではありません。
まだまだ見る物はたくさんあります。
暗いところにいつまでも籠ってないで外へ出ようじゃありませんか!
車両部品即売会
車両部品即売会会場。
かつては多くの近鉄ファンが早朝から凌ぎあいながら入場を目指した“戦地”です。
夜通し並ぶ鉄道ファンがあまりにも多く近隣住民からの不満も相次いだために、昨年度からは事前応募制となりました。
また、他にも生駒ケーブルカーで使用されている…らしい、「ブル」「ミケ」が印刷されたシートカバーを使用した座布団も販売されていました。
昨年度まではシートカバーそのものの切り売りだったのですが、今年から若干変わったようです。
カット幕もご覧のとおり、非常に多くの種類が売れ残っていました。
一枚あたり500円ほどだったら「記念に1枚程度…」となりますが、一枚当たり1000円もするんですよね…。
ラミネート加工されてるとはいえさすがに1000円も出して買おうとは思う方も少ないのか、最後の最後まで残っていたようです。
車両部品のほかに駅の廃品も売られており、そちらで「矢田」がないか探してみましたが見つからず…。
※10月中旬ごろまで内照式の案内板が残っていましたが、十月下旬に最近流行りのタイプに取り換えられました。
来年は販売されてるのか、今から期待しておきましょう(笑)
「ご案内」一枚3000円とか普通にボッタクリじゃねえか((((
「ぼたん号」「なし狩り号」のヘッドマークが売られているところを見ると、もう運転されることはないんでしょうね…。
毎年誰が買うのか非常に疑問なほど高額なソラリーも、今年ももちろん販売されています。
上は大阪阿部野橋駅に設置されていたソラリー(35,000円)、下はおそらく大和八木駅に設置されていたであろうソラリー(70,000円)なのですが、あべの橋のものが半額にまで成り下がった原因はいったい…!?
他には非売品ですが、こんな幕まで展示されていました。
「2014・きんてつ鉄道まつり」「50th・生駒線・田原本線近鉄合併」のほか「臨時急行・王寺」や「快速急行・西田原本」なども収録されたネタ幕なのですが…わざわざこの2日間のためだけに発注したのでしょうか…(笑)
ちなみに表示した際のイメージがこちら。非常に雑ですが、雰囲気だけでも味わっていただければ幸いです。
これはこれで見てみたい気も…(笑)
せっかく発注した幕なんですから無駄にせず、ぜひとも来年は実際に提出していただきたいところです。
結局何も買わず素通りするだけでしたが、他社と異なり自社と関係のある鉄道会社のみ出品させるという心意気はすばらしいものです。
近年は車庫一般公開にて、よく表立った関係のない会社が出品してる場合も多いのですが、やはり毎年“模範”ともいうべき一般公開をする近鉄なだけあります。
次回へ続く!