路線記号導入の様子 @京都駅

昨年12月の時点で撮影していたものの、いろいろありまして公開が遅れました。
主にPCの故障です、はい。
 
今回は京都駅:地下改札コンコースに新たに整備されました、路線記号のほうを取り上げたいと思います!
 


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他駅と異なる点を言えば、従来の内照式のものはそのままに、新たに柱やホームへの階段の両脇にシールを貼付する形で整備されているところでしょうか。
 
まずはひときわ目立つ、こちらの柱のものから見ていきましょう!
 
 
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こちらでは方面表記において、基本的に著名な観光地が記載されています。
 
そのため、嵯峨野線の案内には「園部」や「亀岡」といった運行上の主要駅ではなく「嵯峨嵐山」が、奈良線の案内には終点の「奈良」や、世界遺産もある「宇治」を選ばずに「稲荷」が掲示されています。
 
 
ただしちょうど階段の前にあるからなのか、掲載スペースの都合上なのか、はたまた作り忘れなのかはわかりませんが、6番・7番のりばの案内はありません。
 
仮にも「くろしお」「スーパーはくと」といった列車の発車ホームなのですが、まさかの割愛と来るとは…なかなか大雑把な案内で(笑)
 
 
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そのほか23時以降になると、全ホームで駅名連呼の際に「23時で営業を終了しました」と放送される噂の八条東口については、営業時間も記載されています。
 
また嵯峨野線については、駅名連呼にあわせたのか「嵯峨野(山陰)線」と、珍しく路線愛称名と正式名称が併記されています。
 
 
まだこの柱のものについてはネタはないのですが、ひどいのはここから…。
 
「そんな荒業」をやってのける、JR西のずさんな整備の結果をご覧くださいませ。
 
 
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こちらが各のりばへの階段に貼付されているものです。
どうみてもJR東日本のパクリです。本当にありがとうございます()
 
一見するときれいに壁に貼られているように見えますが…?
 
反対側にご注目ください。
 
 
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グチャーッ!っと。 これはひどい(笑)
 
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実はこちら、銘板を見ていただくと分かる通り、視覚障がい者の誘導チャイム音を発する機械となっております。
 
幸いにも上部に空間があるからいいものの、閉鎖空間にしてどうすんのさ…。
 
切り口も斜めになっており非常に雑で、突貫工事色が否めません。
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しかも同様の事例がもう一件あるというね()
 
こちらではポスター掲示の枠もおかまいなしに、上からかなり乱雑に貼付されています。うーん…これは(汗)
 
 
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上部は、隙間を埋めるための器具も取り付けられず直接壁に貼られており、掲示板のはみ出た部分は黒いテープで覆い隠されています。
 
貼り付ける際にできたのか、通常は見えるはずのない“しわ”が目立っており、たしかに旅客がそこまで詳しく見ることはなかろうと、ここまでやるのはどうよ…。
 
 
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最後に下部から見上げた画像を張り付けておきます。
 
こちらも同じく切断面が雑なうえ、適当に黒いシールを張り合わせたのか、非常に段差が目立って見えます。
 
早くも子供に目をつけられそうな微妙なはがれ方をしていますが、こんな調子で大丈夫なのでしょうか…?
 


以上、京都駅の路線記号対応のサインシステムでした!
 
はっきりいって見ての通り、かなり雑です。
本記事では紹介していないサインシステムの方も、ところどころにしわや気泡がみられたりと、とても今後半永久的に使用していくものとは思えないのが実情です。
 
本当にこれでいいのか? 京都駅…。
 
 
それでは~
 
 
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