阪和線・最終 鳳行き  自動放送@天王寺駅

全国の自動放送の中でもダントツに詳しいのが、JR西日本ご自慢の「SUNTRAS」による自動放送。
 
(京都駅を除いて)停車駅は当たり前。列車の遅れはもちろんのこと、先着案内、接続案内、誤乗防止案内、変更案内まで、すべて自動放送で賄ってしまうという、駅員泣かせの仕様となっています。
 
…まあ正しく働けば、の話ですが。
詳しすぎるおかげで、けっこう遅延時にバグっちゃうのが玉に傷です(笑)
 
 
そんなSUNTRASの自動放送から、今回はあまり触れられない最終列車の案内をお届けします。
 
こちらがその放送です。
 
さすがに大阪駅JR京都線の放送を録る…なんてわけにもいかず、身近な阪和線の最終列車より録音してきました。
 
 
他の路線では「本日の、○○線 最終電車です」と放送するのに対し、阪和線 新システムでは「鳳 行きの、終電車です」と行き先で放送されます。
 
 
また英語放送もついており、簡単な案内ではありますが「This is the last train bound for Otori↑」と流されます。
 
こちらは行き先の「Otori」をそのまま持ってきているため、最後が上がり調子になっちゃってます。なんとしまりの悪い。
 


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電光掲示板では、自動放送と一言一句違わないスクロール文も流されます…が。
 
「お乗り遅れのないように、ご注意ください」は強調すべき文章じゃないのね…。
 
 
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この日は103系の低運転台が充当されていました!
 
…だからなんだって話ですけども。
 
 
以前の録音時と同じく、発車1分ほど前に階段から追い出し要員の駅員氏が駆け下りてきまして、異様な目で見つつこちらに一声。
 
 
「最終、乗りますか?」
 
「乗りません(`・ω・´)」
 
(じゃあさっさ出ろよ!)
 
…絶対こう思われてるんだろうな。
 
 
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運転終了を告げるスクロール表示と、最終列車。
 
足早に運転を終了する環状線や、大和路線よりもちょっと遅い鳳行きを見送り、天王寺駅の営業は終わります。
 
そこに先ほどの駅員氏が再登場。
 
 
「最終…終わったんで……改札に。」 (乗り遅れた人を哀れ見る目)
 
「…はい。」 (最終列車の放送を再生しながら)
 
 
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そしてさっさと出ない迷惑客に変身っと()
 
普通列車の発車標では「鳳・関西空港・和歌山方面」のスクロールでしたが、特急列車側は「本日の特急列車は終了しました。」の表示でした。
 
なお、特急用の発車標のちょっと下にもう一基の発車標がみえますが、あちらとも連動してるはずが若干誤差があるようで、別々のタイミングで流れていました。
 
 
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全部の発車標がまっ黒というのも、なかなか清々しくていいもので。
終電発車後だけのお楽しみです(笑)
 
閉まりかけのシャッターをくぐり、親の迎えを待って帰りました。
 
 
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以上、鳳行き 最終列車の自動放送でした。
 
 
それでは~
 
 
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