阪和線新型車両 225系5100番台デビュー!(前編)

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いよいよ待ちに待った阪和線の新型車両が運行開始となりました!

225系5000番台2次車(5100番台)では、設計元となった225系を皮切りに導入された「クラッシャブルゾーン」を取り入れることで耐衝突時の安全性向上が図られているほか、227系の設計を流用しさまざまな改良がなされています。

まずはそちらからご覧いただきましょう!


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まずは車内の様子から( ・ω・)
転換クロスシートが採用されましたが、もちろん2+1列の配置です。

関西では蛍光灯にカバーをかぶせるのが一般とされてきましたが、225系5100番台では蛍光灯がそのまま設置されています。

蛍光灯はLEDのものを使用しているため、車内は今までの車両と比べ格段に明々としています。

手すり、つり革などは咄嗟につかめるよう目立つ色が採用されました。


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またこの車両はきのくに線内の走行も想定されている為、そう遠くないうちに来ると言われている南海トラフなどの大地震に備えた避難設備も目立ちつつ、かつ邪魔にならないように装備されています。

英語案内も充実しており、これなら万が一の際にも車両から逃げる分には大丈夫そうですね( ・ω・)

※225系5100番台含め阪和線系統の車両には補助いすがないため、開かずとも問題なしです(*´ω`*)


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車内表示はおなじみ「ウェストビジョン」が採用されました!

表示のROM自体は225系と共通のようで、英字フォントも流行りのFrutigerではなくHelveticaのままです。



このほかにもJR西日本の在来線車両では初となる、訪日外国人向けサービスとして車内無線LANの使用開始や、貫通路のドアが開けやすく工夫されたり…などさまざまな工夫がなされましたが、総じて撮るのを忘れたため今回はこのあたりで止めておきますねヾ(๑╹◡╹)ノ"




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前面表示ももちろんフルカラー!

大きく見やすい24ドットのゴシック体が採用され、路線記号もLEDで表示されるようになりました。
(方向幕で使われていた独特なフォントは今回採用されていません)

写真ではわかりにくいですが、行き先の英字はオレンジに近いクリーム色をしています。


225系では運用番号が、227系では「ワンマン」表示機が備わっていた左側のスペースはというと…


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ご覧の通り、運用番号の表示停止に伴いのっぺらぼうのようにがらんと開いています。

JRマークの一つでも入れれそうなものですが…(;´・ω・)


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お顔を正面からご覧いただきましょう、こちらです。

撮影したのは6両固定編成だったため転落防止幌はございません。これ以上につなぐと阪和線の有効長からはみ出してしまいますからね(*´∀`*)

4両の場合にはそれが備わっているのですが、それはまた後編で。


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ここ数年、大幅にダイヤが乱れた際に…というかこの半年くらいは大幅に乱れずとも3ドア車が普通の運用に入ることがありましたが、実際定期運用で入るようになったと聞くとすごい時代になったものだなぁ…と。

よく考えればあれは試験的に回しただけなのかもしれませんね。


「これが果たして本当に普通列車なのか」と物珍しそうに見る一般の方もかなり多く、日常に溶け込むには少し時間がかかりそうです。


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前編はとりあえずここまで。

後編では賛否の分かれる側面表示や駅の案内などを取り上げたいと思います。


それでは~


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